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2025.04.30
聴診器のむこうに かめへんし
10才と7才の兄弟が、カメを飼いはじめました。
名前は「かめし」
おかあさんいわく、「文句言わへんし、わがまま言わへんし
一番しっかりしてる」とのことです。
えさは、カメ用のエサとチュール
やっぱり硬いエサは、「かめへんし」と
無理なようですね
2025年4月30日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.29
聴診器のむこうに アンパンの中身は
7才の男の子が、わたしに質問をします。
「アンパンマンの中身は、こしあん、それとも つぶあん」
これは本質的な質問です。
先生が好きなのは、つぶあんの方だけど
おくさんの好きなのは、こしあんの方
どちらを買うかで、いつももめるので
アンパンマンが助けに来てくれても、まずは中身のあんこを確認しなくてはね。
2025年4月29日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.28
カンガルーの本棚 くやしさを胸に
伊予原新さんの「ブルーネス」(文春文庫)を読みました。
研究職を辞した主人公の前に、2人の変わり者が現れます。
ひとりはサーフィンに明け暮れる謎の男
ひとりは学会からつまはじきされた地震研究者
はみ出し者が集まって、新たな津波観測システムを作ろうと奔走します。
3.11で大勢の犠牲者を出したくやしさを胸に、
既存の研究学会に立ち向かいます。
そして、その研究のさきに
科学者とは何かを問いかける奥深い作品です。
2025年4月28日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.27
聴診器のむこうに 迷子にならないね
6才の男の子は、わたしが大好きな「きいろ電気ネズミ」の服を着て登場します。
「お客様に迷子のご案内をします。
きいろ電気ネズミの服を着た、6才くらいの男の子さんをお預かりしています」
どこで迷子になっても、すぐに見つかりそうですね。
2025年4月27日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.26
聴診器のむこうに かわおいクッキー
大学生の男の子のおかあさんから、プレゼントをいただきました。
開けてみると、かわいいネコちゃんのクッキーが入っています。
男の子が小さい時、アレルギーで食べるものが見つからず、
やっと手に入れても、まあるい茶色のあまりおいしくないクッキー
それならばと、3Dプリンターでキャラクターの型をつくり
米粉、片栗粉で、卵、牛乳、小麦抜きのクッキーを作られました。
ネコ好きの看護師さんとワケワケして食べると、これがおいしいおいしい
「かわおいクッキー」が、売れるといいですね
2025年4月26日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.25
聴診器のむこうに 世界の電車博
青年が、カバンを大切に抱えて登場します。
取り出したのは、電車のハンカチ
デパートで開かれた英国フェアで手に入れたそうです。
描かれた電車を、一両一両ていねいに説明してくれます。
ゆっくりしたいけど、後ろが使えていますので、
さあ、出発進行。
2025年4月25日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.24
カンガルーの輪舞曲 つめこみすぎたかな
4月23日 保育士さんの研修会に出かけました。
1830~2000まで、夜遅くの研修会でしたが大勢の方にお集まりいただきました。
与えられたお題は「診察室から診る 子どもの生活と発達」
① 小児科医の役割の変化
② 感染症とワクチン
③ アレルギーの話題
④ 子どもの睡眠
⑤ ゲーム依存
⑥ 神経発達症
⑦ 体験格差
⑧ あらためて小児科の役割
127枚のスライドを使って、詰め込み授業をしました。
みなさんさすがにお疲れのよう。ごくろうさまでした。
2025年4月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.23
聴診器のむこうに 寝ているときも身につけて
5才の男の子は、手首に何かをつけています。
手首から出してもらうと、ビローンと伸びて、ますます不思議ちゃん
四国に遊びに行ったときに、道の駅で見つけたとか、
寝ているときも、ずーっと一緒
ご利益がたくさんあると思いますよ
2025年4月23日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.22
聴診器のむこうに どちらにしても苦手だなあ
6才の男の子の胸には、トラやひょう、クマに交じって
ダニの絵柄が書かれています」
「これって、ダニだよね」と確認すると、
「タランチュラです」との答え。
ダニも、クモも、どちらの苦手のグループなんですけどね
目をつぶって、診察をしましょうか。
2025年4月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.21
聴診器のむこうに ただいま爆睡中
もうすぐ5才になる男の子は、診察が終わると眠たくて診察台に寝ころびます。
弟くんの診察が終わっても、ずーっとそのまま動きません。
次の患者さんが入られても、その次の患者さんの番になっても
ずーっとそのまま動きません。
「このままでいいですか」と患者さんに断りを入れて、診察を続けます。
長く外来診察をしてきましたが、はじめての出来事です。
「春眠、診察室を覚えず」ですね。
2025年4月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.20
あたまのよくなるカンガルー 新幹線大好き
4月19日20日 アトピー性皮膚炎の講演会に出かけました。
IL13の重要性 高いアウトカムの実現と治療負担の軽減
臨床試験とリアルワールドと、頭の中はいっぱいになります。
楽しみは、行き返りの新幹線
ビルの窓に映るのぞみ号 どこに写っているのかお分かりですか
2025年4月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.19
散歩のたのしみ 駅まで時間がかかるのは
このごろ最寄り駅まで歩くのに、時間がかかります。
少し早い目に家を出て、バスを待たずに歩くのですが、
わたしを誘惑するものが増えてきて、先に進めません。
ようやく訪れた春、
いまがその時とさくお花のひとつ一つが見逃せません。
後ろから歩いてきた人に追い越され、バスにも追い越されながら、
それでもカメラは離せません。
駅まで時間がかかるのは、仕方ないことですね
2025年4月19日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.18
散歩のたのしみ はつかたつむり
小雨の朝に、新聞を取りに玄関のドアを開けると、
植木鉢にかたつむり二人組
暖かくなってきたことを、ちゃんと分かっていて、散策をはじめてたようです。
これからしばらくは、足元に注意しながら表に出なくてはね
2025年4月18日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.17
聴診器のむこうに キツネフエフキ
8才の男の子は、はじめて見かけるマスクで診察室に
「どうしたの」と尋ねると、「自分でつくった」
「これは、なんの絵なの」と続けると、「おさかなだよ」
なまえは「キツネフエフキ」というのだそうですが、
ネットで販売すれば、売れるかもね
それにしても、「キツネフエフキ」って、なんだろうな。
2025年4月17日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.16
聴診器のむこうに 山道倍速
16歳の男の子は、高校の山岳部。
先日も、六甲山かけのぼり大会で、学校新記録のタイムを樹立
県の選抜メンバーに選ばれて、日々トレーニングしているとか
足の速さを練習するのは、良いことです。
その勢いで、大学の門も突破できるといいですね。
2025年4月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.15
聴診器のむこうに ひらひらリボン
5才の女の子の髪には、腰まで届くまでのひらひらリボン
歩くたびに、大きく揺れて素敵です。
遠くから見ても、すぐにわかるから
迷子にならずにすみますね。
2025年4月15日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.14
クリニックだより まだまだフルフル
4月13日 神戸市の急病診療所に出かけました。
暖かくなり、急病で来られる子どもさんの少なくなりました。
それでも、水ぼうそう、虫垂炎、急性胃腸炎にじんましん
それにA型インフルエンザの子どもさんが4名
春なのか冬なのか
まだまだ注意が必要ですね
2025年4月14日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.13
聴診器のむこうに どっちが強いの
6才と9才のご兄弟
6才の弟くんの胸には、ゴリラの絵柄
9才のお兄さんの胸には、恐竜の絵柄
「どちらが強いの」と尋ねると、
「???」
一度兄弟で戦ってみて、先生が判定することにしましょうね。
2025年年4月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.12
聴診器のむこうに 花婿困る
春から大学生になるイケメンの男の子
休みを利用してバイトを始めたというので
仕事を聞くと「ブライダル関係です」
それは、よくありません。
君が結婚式場に入って仕事をすると、花婿さんがかすんでしまいます。
ブライダル関係は、先生のようなアンチイケメンのほうがあってると思いますよ。
2025年4月12日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.11
カンガルギー情報 母の気持ち子のこころ
4月10日、332回目の兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
講師の先生は、もぐもぐ共和国の岡田由佳先生です。
若くして生まれた男の子は、アトピーと食物アレルギー
今から25年以上も前のことですから、アレルギーの専門医に巡り合うことはなく
ご自分で本を読まれ、除去食を作り、育てられました。
その後苦労話のむこうに、一念発起してアレルギーショップを立ち上げられ、
社会的企業の理念のもと、運営を続けられています。
アレルギー対応のドーナッツとスウィーツをいただき、
おいしく会がおわりました。
2025年4月11日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏