2010.09.20
カンガルギー情報 乳幼児喘息フォーラム
9月18日、「BABY SYMPOSIUM 2010」(於 東京)に出かけました。
「デバイスの特徴を理解した吸入療法の選択」「乳幼児喘息のQOL改善を目指して」「新しい小児喘息治療薬」「患児・保護者の視点に立ったよりよい喘息治療とは?」
プログラムは、盛りだくさんです。
いろいろと新しいことを学びましたが、中でも大阪府立呼吸器アレルギー医療センターの亀田誠先生のお話は、秀逸でした。
「何のための、誰のための治療なのか」という問いかけから、お話しが始まります。
保護者の方に熱心に語りかけるあまり、子どもを置き去りにしていないか。
耳の痛いお話しです。
子ども目線で、もっと子どもに語りかけよう。
もっと、喘息という病気について、治療について、子どもと気持ちを共有しよう。
亀田先生は、続けられます。
会の終了後の懇親会では、先生の隣りにべったりとくっつき、先生を独占。
朝食の時には、偶然にも席がお隣。
モーニングセットが運ばれてくるのにも気づかずに、話し込みました。
亀田先生には、2011年1月の兵庫食物アレルギー研究会に、講師として来ていただく予定です。
今から、ワクワク楽しみです。
2010年9月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏