カンガルーの小部屋

2024.05.16

カンガルーの本棚 家族のあれこれ

西條奈加さんの「みやこさわぎ」(創元推理文庫)を読みました。

婚約直後に失踪する女性、

家族を置いて行方不明になる母親

送られてきた鮎の謎

今回も、スーパーばあちゃんが大活躍

ノゾミ君と、ばあちゃんが住む下町に、出かけてみたくなりました。

2024年5月16日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.05.15

カンガルーの輪舞曲 おおすべりの

5月14日、芦屋市の小学校で開かれた、食物アレルギーの研修会に出かけました。

市内のいくつかの学校から、60名の先生方がお集まりになられます。

いつものように、アレルギーの講義と、エピペンの実習の構成です。

講義の内容は、免疫学に少し踏み込んだレベルの高いもの

毎年の講義の内容を、変えてみたのですが、これがおおすべり、

現場の先生方には、実践編の方が受けるのかな

返ってさっそく、次回に備えて、スライド内容を作り変えます。

今回参加された先生方には、申し訳ないことをしました。

今度また、リベンジさせてくださいね。

2024年5月15日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.05.14

聴診器のむこうに パープルガール

5才の女の子は、完全コーデ

マスク、シャツ、コート、スカート くつしたから、長靴まで

完全にパープルで、決めています。

「紫色が、好きなので」と、おかあさん。

あたらしいブームが、巻き起こりそうです。

2024年5月14日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.05.13

聴診器のむこうに 母の日に

「母の日は、なにか、おかあさんにプレゼントしましたか」

6才の女の子に、たずねます。

女の子の答えは、「肩たたき、110回したよ」

なんで、110回なんだろう。

数字への疑問は、いつまでも残ります。

2024年5月13日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.05.12

カンガルギー情報 環境汚染とアレルギー

5月11日、「アレルギー性炎症発症における環境化学物質の影響」の講演に出かけました。

講師は、兵庫医科大学の黒田悦史先生です。

黄砂やPFAS、マイクロプラスチックによる

空気や水、土壌の汚染

mRNAワクチンに使われているアジュバントなどが

アレルギー性炎症を惹起させるメカニズムを、

IL18、Th17などの最新の免疫学的知見をもとに解説されます。

外来診療の後、昼食抜きで医療生協の理事会に出席し、

その理事会も、中抜けをさせてもらって参加した講演会

知的好奇心を120%満たせていただけた一日となりました。

2024年5月12日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.05.11

聴診器のむこうに 強盗犯

9才の男の子は、採血されるのが大の苦手です。

少しでも気持ちを和らげようと、

「よかったね、今日は採血上手の、ゴッドハンドの看護師さんがいるよ」というと、

「ごうとうはん」と、確認してきます。

いえいえ。強盗犯ではありません。

きっちりと同意をとってから、少し体から血をいただくだけですからね。

家に帰ったら、ゴッドハンドを、辞書で調べてみてくださいね。

2024年4月11日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.05.10

カンガルギー情報 まだまだ分からないことが

5月9日、兵庫小児アレルギー研究会を開きました。

322回目のテーマは、「喘息管理の課題」

講師は、黒坂文武先生です。

アスリート喘息、思春期喘息のアドヒアランスとその対策

吸入ステロイドの副作用、子どもの夜間の咳

などなど、気管支喘息をめぐるいろいろな疑問に、お答えいただきます。

1830に開始し、終わったのが2045

それでも、まだ説明スライドがたくさん残ります。

吸入ステロイドによる治療が普及し、

小児では喘息で亡くなることがなくなりましたが、

まだまだ分からないことがたくさんあると、考えさせられました。

2024年5月10日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.05.09

カンガルーの本棚 消えた両親

西條奈加さんの「いつもが消えた日」(創元推理文庫)を読みました。

後輩ユウト君の両親と姉が、突然消えてしまった。

ユウト君を自宅に引き取り、お世話するかたわら、

消えた家族を探すノゾミ君と、おばあちゃん

数少ない手がかりをもとに、無事家族救出作戦は成功するのでしょうか

スーパーおばあちゃんの活躍が今回も光ります。

2024年5月9日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.05.08

聴診器のむこうに あたまにスイカが

8才の女の子のあたまに、なにやら赤いものが

はは~ん、朝食べたスイカの食べ残しかな

よく見ると、髪飾り

おかあさんに尋ねると「100均で売ってますよ」とのこと

「あたまに、スイカ」

なにやらことわざにあったような、なかったような

もうすぐ夏ってことですよね。

2024年5月8日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.05.07

カンガルーの本棚 スーパーばあちゃん

西條奈加さんの「無花果の実のなるころに」(創元推理文庫)を読みました。

大江戸は神楽坂に住む中学生ノゾミ君のおばあちゃんは、

「生粋の江戸っ子」、でも料理はまるっきりできません。

転勤で北海道に住んでいる両親にかわり、

おばあちゃんのお世話係兼料理人となった

ノゾミ君のまわりで次々と起きる不可解な事件。

そのひとつ一つを、スーパーばあちゃんが解決していきます。

何とも言えない掛け合いのおかしさに、満足の1冊です。

2024年5月7日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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