2010.09.23
カンガルギー情報 森川先生と
前の小児アレルギー学会理事長、森川明廣先生と、お話しをする機会を得ました。
明石の瀬戸屋先生が、9月23日に森川先生の喘息講演会を企画され、前の日の集まりの席です。
出席者は両先生と、兵庫県保険医協会の池内会長とわたしの4人。
コップ一杯のビールが入るだけで、アレルギーの現状についての論議になりました。
①気管支喘息の慢性管理の指標として、ピークフローが汎用されていますが、呼吸機能検査の普及を、喘息ガイドラインでは何故もっと強く勧められないのでしょうか。
②大人のガイドラインの治療目標と違い、小児の治療目標は、最大限の運動パーフォーマンスを発揮した場合でも、呼吸機能がついていけることだと思うのですが・・
③患者さんが求めるアレルギー治療とは、どういうものなのでしょうか
④感染症とアレルギーとの関連については、どのようにお考えでしょうか
⑤一般臨床医がレベルアップされてきたと時に、アレルギー専門医が果たす役割について
などなど、3時間あまり、話し合いました。
学会や研究会よりも、もっと身近に質問と答えとのやりとりができて、とても楽しい夜になりました。
お招きいただきまして、本当にありがとうございました。
2010年9月23日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏