2010.12.04
カンガルギー情報 第47回日本小児アレルギー学会②
学会1日目の午後からは、食物アレルギーの経口負荷試験・免疫療法についての一般演題を聞きました。
25題の演題が、口演8分、討議4分で続きます。
発表者に共通しているのは、食物アレルギーの子どもが、どのように食べていくことができるのかと言う目線です。
食べさせ方のスピードとして、各駅停車、区間急行、急行、特急と、いろいろな方法が提案されています。
しかし、区間急行以上のスピードで食べさせていく負荷試験は、入院を必要とします。
比較的軽症な子どもが、外来で安全に食べていくことができる方法を見つけることが、わたしの仕事かなと思います。
2010年12月4日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏