2010.01.24
カンガルーの本棚③ 「ほめ言葉」ブック
平木典子さんの「ほめ言葉」ブックを読みました。大和出版からの発行です。
「子どもはしかって育てるより、ほめて育てましょう」とよく言われますけれども、実際に子どもをほめることは簡単ではありません。
うまくいった時や、人より優れた時には、素直にほめることができるのですが、そうでない時にもほめるとなると、なかなか難しいものです。
平木さんの本では、いろいろな場面でのほめ言葉を、かわいいイラストとともに、分かりやすく説明されています。
1.好きは好きと言ってみよう
2.「気づきました」のサインを出そう
3.ありのままのその人を受け入れよう
4.感謝の気持ちをいろいろな言葉に託そう
5.相手の<魅力>や<すごさ>を知らせてあげよう
6.こんなとき、こう励まそう
7.こんなとき、こうねぎらってあげよう
まわりの方の良いところに気づき、その方とよい関係を結ぶための言葉がぎっしりとつまっています。
子どもだけではなく、家族やご近所、職場の人との関係にお悩みの方、ご一読されることをお勧めいたします。
2010年1月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏