2015.02.12
カンガルーの本棚 おもしろ深い青春
初野晴さんの「ハルチカシリーズ3・4」(角川文庫)を
読みました。
3作目のタイトルは、「空想オルガン」
収められている4つの短編の中で「十の秘密」がおもしろい。
4作目のタイトルは、「千年ジュリエット」
4つの短編の内「エデンの谷」は、音楽教育の現状
「失踪ヘビーロッカー」は、どたばたサスペンス
そして「千年ジュリエット」は、悲しい物語。
どの短編も、社会的な問題を含みながらも、おもしろく、ほろ苦く
かんがるうっ子と、読後感想で大盛りあがりしました。
もう一度読んでみたいなと思うシリーズ作品です。
2015年2月12日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏