2019.01.02
カンガルーの本棚 きらきらのうらに
森沢明夫さんの「きらきら眼鏡」(双葉文庫)を読みました。
愛猫を失った一人暮らしの主人公は、
ふと立ち寄った古書店で一冊の本を手に入れます。
はさまっていたのは、女性の名刺
誤って古書店に売ったのではないかと考え、連絡を取ります。
本を通して知り合った年上の女性は、ペコちゃんのような笑顔で、
「きらきら眼鏡」の話をします。
何を見ても新鮮で、輝いて見えるという「きらきら眼鏡」
眼鏡をかけることになった 悲しい出来事とは
やさしくて、せつなくて
お正月やすみに、ゆっくりとお読みください
2019年1月2日
いたやどクリニック 木村彰宏