宮部みゆきさんの「桜ほうさら」(PHP文芸文庫)を、読みました。
時は江戸、父親を陥れた犯人を捜すサスペンス。
偽文書が現れるくだり
「目はものを見るだけだが、心は見たものを解釈する
人が生きるということは、目で見たものを心にとどめてゆくことの積み重ねであり、
心もそれによって育っていく」
この一文に納得です。
2016年2月18日
いたやどクリニック 木村彰宏