2020.08.15
カンガルーの本棚 これからの人類
更科功先生の「絶滅の人類史」(NHK出版新書)を、読みました。
ネアンデルタール人に比べて、体の大きさも、脳の容量も劣っていた
ホモ・サピエンスが、なぜ生き延びることができたのか
類人猿から続くいのちの歴史の中で、
優れていたものは、社会性と適応力だと、先生は述べられます。
IT化が進み、隣人との付き合いが失われ、
コロナ禍の中で、社会が硬直化するこの先に、
人類の未来はあるのか
本書は 大きな問いを、投げかけています。
2020年8月15日
いたやどクリニック 木村彰宏