カンガルーの小部屋

2024.01.22

カンガルーの本棚 ごはんが結ぶご縁

小野寺史宜さんの「とにもかくにもごはん」(講談社文庫)を読みました。

夫の突然の死をきっかけに、

「クロード子ども食堂」を開いた波子さん

食堂を訪れる小学生、中学生、そしてお年寄り

手伝いは、大学生や主婦の面々

食べるひとも、作る人も、それぞれに事情を抱え

ごはんをご縁に、ぶつかりあり、つながりあいます。

おいしくよろこぶ顔がある限り、ありがとうをうけとる笑顔がある限り、

「クロード子ども食堂」は、今日もみんなを待っています。

2023年1月22日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏