米澤穂信さんの「遠まわりする雛」(角川文庫)を、読みました。
神山高校古典部に在籍する、4人の高校生の物語。
バレンタインや、ひな祭りに起きる小さな事件の
謎ときを通して描かれる主人公の心の揺れ。
紙面から、青春の香が立ちのぼります。
かんがるうっ子 いち押しの一冊です。
2015年1月23日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏