2011.09.30
カンガルーの本棚 はじめの一歩
雨宮処凛さんの「14歳からの原発問題」(河出書房新社)を、読みました。
「素朴に怖いから、誰かに犠牲を強いるのは嫌だから、動物たちが置き去りにされる姿をもう二度と見たくないから、『原発のない世界』を夢みたいし、目指したい。」
雨宮さんは、「あとがき」でこのように書かれています。
3月11日までは、原発の本など手に取ったことがなかったわたし。
雨宮さんの半年の心の軌跡が、わたしの心の奥深くで響きあいます。
知ることから、感じるところから、それが「はじめの一歩」です。
2011年9月30日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏