2019.02.28
カンガルーの本棚 ひとのこころが
朱川湊人さんの「オルゴオル」(講談社文庫)を、読みました。
ハヤトは小学4年生
おかあさんとふたり暮らし、空気読み読みの今風の男の子
自分の考えを持たず、まわりに同調します。
そんなハヤトに、近所のおじいさんからの依頼が
オルゴオルを鹿児島に住む知人に届けてほしいと・・
大阪に住む父を尋ね、ミチコさん、サエさんと出会い
旅がはじまります
福知山線列車事故の跡地、広島の原爆ドーム、知覧の特攻隊基地
大切な人をなくした人たちは どうしているだろう
ハヤトは おとなへの 大きな一歩を踏み出します。
2019年2月28日
いたやどクリニック 木村彰宏