加藤元さんの「嫁の遺言」(講談社文庫)を、読みました。
不器用に生きる人々を描いた 7つの短い物語。
登場人物はみなお金がなく、きれいなマンションとは無縁で
家庭にも恵まれず
それでも、どうしようもない人生を、
愚痴ることなく、覚悟して生きている。
人としての矜持を教えてくれる1冊です。
2015年6月10日
いたやどクリニック 木村彰宏