2022.08.29
カンガルーの本棚 やらまいか
伊吹有喜さんの「なでし子物語地の星」(ポプラ文庫)を読みました。
子どもが生まれ、働き始めた耀子
高齢化をたどる山村で、自分ができること、
じぶんがやりたいことを模索します。
「やらまいか」
まわりを励まし、自分を励ます言葉とともに、
耀子は、おとなの女性へと育っていきます。
時代の流れの中で、力強く生きようとする耀子が、輝きます。
大河小説の3巻目は、心に響く1冊です。
2022年8月29日
いたやどクリニック 木村彰宏