カンガルーの小部屋

2010.09.03

カンガルーの本棚 コミック版

大倉かおりさん画の「坊ちゃん」(集英社)を読みました。

子どもが買っておいた夏目漱石原作のコミック版です。

あらすじは知っているものの、原作を最後まで読み通したことはありません。

いつも、おもしろさが分かる前に、投げ出していました。

コミック版は、小一時間ほどで読むことができます。

原作の入門としては、十分に楽しむことができました。

これに味を占めて、同じコミック版で「三四郎」「ビルマの竪琴」「二十四の瞳」に挑戦。

いずれも、まずまずの満足度です。

もし、そのあと原作にたどり着かなくても、全く知らないよりはいいのかも知れません。

これからも「コミック版コーナーにも、足を向けようかなっ」という気持ちになりました。

                       2010年9月3日

                       いたやどクリニック小児科 木村彰宏