2021.07.17
カンガルーの本棚 亡くなってなお
木皿泉さんの「さざなみのよる」(河出文庫)を、読みました。
おおらかで、前向きで、何ごとも笑い飛ばして乗り越える主人公ナスミ
若くして不治の病に直面しても動ぜずに、生きる意味を見出します。
亡くなった後も、兄弟や子ども、若い頃に知り合った人の中に
ナスミは生き続け、励まし続けます。
いつかその日が来るときに、
ナスミのように生きることができればと思います。
2021年7月17日
いたやどクリニック 木村彰宏