2023.07.04
カンガルーの本棚 京と東京の
青山美智子さんの「月曜日の抹茶カフェ」(宝島文庫)を読みました。
出会いは、東京のカフェ
定休日にたまたま開けれていた抹茶イベントでの出会いが、
物語の始まりです。
生活に疲れた女性、妻との関係がうまくいかない男性
ランジェリーショップから、温浴施設、紙芝居
舞台は移り、登場する人も変わりながら、
12の短い物語はつながり合い、そして
短い言葉の中に、作者の思いがぎっしりと詰まり、
明日への希望を見出していく。
青山美智子さんの小説は、魔法のような言葉で彩られています。
2023年7月4日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏