2021.02.23
カンガルーの本棚 人と自然と
齋藤幸平さんの「人新世の資本論」(集英社新書)を、読みました。
人新世とは、環境破壊の時代
利潤追求の資本主義は、人の生活を壊し、今また地球環境を破壊している。
緑の経済成長という名のもとに、新たな投資がはじまろうとしている
その未来に、何が待ち受けているのか
そして、資本論の著者マルクスは、晩年に何を考えていたのか
350ページを超える大作は、
温暖化、環境破壊、格差の拡大といった大きな問題を
整理してくれたように思います。
2021年2月23日
いたやどクリニック 木村彰宏