カンガルーの小部屋

2025.10.15

カンガルーの本棚 人生の最後にみる夢は

重松清さんの「はるか、ブレーメン」(幻冬舎文庫)を読みました。

何が喜びとして、何は悔いとして

人生の最後に見る「走馬灯」

それを書き換える「絵師」たち

高校生のはるかは、ふとしたことから「絵師」の仕事を知ることになります。

そして、3才の時に自分を捨てた母との再会

闘病生活を送りながら書かれたというこの作品は、

わたしの人生を、静かに振り返らせてくれます。

2025年10月15日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏