2019.10.27
カンガルーの本棚 今しておくことは
杉浦孝宣先生の「不登校・ひきこもりの9割は治せる」(光文社新書)を読みました。
不登校の小中学生は16万5千人と増え続け、大きな社会問題となっています。
登校圧力が子どものストレスになるという考え方が拡がり
不登校の子どもと、どのように接していけばよいのか、
迷いは、迷いにつながります。
まずは、しっかりと休養し、充電を始めることが大切ですが
杉浦先生はそのうえで、次の3つのことを提唱されます
①規則正しい生活をする
②自律して自信をつける
③社会貢献をする
社会参加する道筋は、たやすく見えるものではないですが
家族以外の第3者の支援が鍵になるといえます。
混とんとしているときだからこそ、一石を投じる一冊です
2019年10月27日
いたやどクリニック 木村彰宏