2018.01.18
カンガルーの本棚 医療というお仕事
水野操さんの「あと20年でなくなる50の仕事」(青春出版社)を、読みました。
AI(Artificial Intelligence:人工知能)という言葉を聞かない日はありません。
アマゾンで本を申し込むと、読書傾向からおすすめ本が紹介されます。
ビッグデータから、高齢社会の未来予想が描かれます。
AIの活躍が拡がるにつれて、繰り返しの単純な仕事に就く人は
その職をおわれると、水野先生は指摘されます。
気になるのは、医療の仕事
先生は、「医師と患者の間で最も重要なのはコミュニケーション」
「話をじっくりと聞いてくれ、勉強する医師が流行る」と言われます。
異業種の先生からの指摘は、的のど真ん中を射ています。
毎日の外来で、忙しさに流されないように、
本を読み、会話を大切にしようと自戒しました。
2018年1月18日
いたやどクリニック 木村彰宏