カンガルーの小部屋

2017.08.13

カンガルーの本棚 哀しみの連鎖

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遠田潤子さんの「アンチェルの蝶」(光文社文庫)を読みました。

主人公の男は、場末の居酒屋の主人

人生に絶望し、自堕落な生活を送っています。

突然現れた少女との生活に、明日への希望を見出します。

虐待を受け続けた少年の、哀しい再生の物語です。

       2017年8月13日

       いたやどクリニック 木村彰宏