2016.07.03
カンガルーの本棚 家族のありかた
重松清さんの「ファミレス」(角川文庫)を、読みました。
3組の中年オヤジが直面する家族の問題。
結婚をして、子どもが生まれ、年収が増え、家も大きくなる
そんな右肩上がりの家族のありかたが、
子どもが独立することで、微妙に崩れていきます。
ファミレスは、ファミリーレストランなのか
それとも、ファミリーレスの略なのか
軽快な重松ぶしに乗りながら、家族のありかたを考えさせられます。
2016年7月3日
いたやどクリニック 木村彰宏