西條奈加さんの「まるまる毬」(講談社文庫)を、読みました。
大江戸の小さな和菓子屋さんの、3代にわたる家族の物語。
値が張る和菓子ではなく、庶民でも手が届くお値打ち値段のお菓子を
日替わりで作り続ける祖父と、それを支える娘と孫娘
どんな秘密が隠されていて、何が起きるかは読んでのお楽しみ
人情話も西條さんに、おまかせです。
2022年9月12日
いたやどクリニック 木村彰宏