カンガルーの小部屋

2016.03.11

カンガルーの本棚 希望のバトン

51ITA+9H8bL[1]

重松清さんの「娘に語るお父さんの歴史」(新潮文庫)を、読みました。

主人公は1963年生まれのお父さん。

自分が子どもだった頃を振り返って、日本という国の歩みを語ります。

未来が希望に輝いていた昭和の時代

娘の未来も幸せな未来でありますように、

いや きっと、幸せに違いないと、お父さんは信じるのです。

生きること、家族を作ることを考えさせられる1冊です。

           2016年3月11日

           いたやどクリニック 木村彰宏