2018.09.27
カンガルーの本棚 患者さんの思いを
南杏子さんの「サイレント・ブレス」(幻冬舎文庫)を、読みました。
主人公は、在宅訪問クリニックに努める女性医師
大学から派遣され、看取り医療に戸惑いながら成長していきます。
ジャーナリスト、筋ジストロフィーの青年、大学教授
彼女が訪問する患者さんはいろいろな方ですが、
患者さんの思いを尊重する医療とは何かと
彼女は考え続けます。
多くの方に、できれば医療にたずさわれる方にお読みいただきたい1冊です。
2018年9月27日
いたやどクリニック 木村彰宏