カンガルーの小部屋

2018.09.27

カンガルーの本棚 患者さんの思いを

61H+TJf397L[1]

南杏子さんの「サイレント・ブレス」(幻冬舎文庫)を、読みました。

主人公は、在宅訪問クリニックに努める女性医師

大学から派遣され、看取り医療に戸惑いながら成長していきます。

ジャーナリスト、筋ジストロフィーの青年、大学教授

彼女が訪問する患者さんはいろいろな方ですが、

患者さんの思いを尊重する医療とは何かと

彼女は考え続けます。

多くの方に、できれば医療にたずさわれる方にお読みいただきたい1冊です。

         2018年9月27日

         いたやどクリニック 木村彰宏