2020.07.19
カンガルーの本棚 新自由主義の終焉
井手英策さんの「欲望の経済を終わらせる」
(インターナショナル新書)を読みました。
小さな政府、自己責任、トリクルダウンと来れば、新自由主義
20年が過ぎ、分断と格差社会以外の何も生まなかった新自由主義が
多くの人々に、なぜ受けいられたのか
井手先生は、歴史からそのわけを解き明かし
次の経済のあり方を展望されます。
経済の本というと、かたぐるしく思われますが、
明るい未来を展望することができ、
ワクワクしながら読み終えることができました。
2020年7月19日
いたやどクリニック 木村彰宏