カンガルーの小部屋

2020.07.19

カンガルーの本棚 新自由主義の終焉

61-KGgReTvL[1]

井手英策さんの「欲望の経済を終わらせる」

(インターナショナル新書)を読みました。

小さな政府、自己責任、トリクルダウンと来れば、新自由主義

20年が過ぎ、分断と格差社会以外の何も生まなかった新自由主義が

多くの人々に、なぜ受けいられたのか          

井手先生は、歴史からそのわけを解き明かし

次の経済のあり方を展望されます。

経済の本というと、かたぐるしく思われますが、

明るい未来を展望することができ、

ワクワクしながら読み終えることができました。

  2020年7月19日

  いたやどクリニック 木村彰宏