2015.09.17
カンガルーの本棚 母の強さ母の弱さ
椰月美智子さんの「かっこうの親、もずの子ども」を、読みました。
不妊治療の末に授かった命
子どもの病気やけんかなど、仕事と育児の中で起きる様々な葛藤
迷い揺れ動く心と、愛する息子の日ごとの成長を見守る中で深まる愛情
女性の目でしか捉えることができない細やかな子どもの描写に
守ろうとする母の強さと、
失いたくないという母の弱さが伝わります。
読み終えて、すぐに周りの人にお勧めしたくなる1冊です。
2015年9月17日
いたやどクリニック 木村彰宏