2015.09.09
カンガルーの本棚 生きづらさを抱えながら
穂高明さんの「かなりや」(ポプラ文庫)を、読みました。
虐待を受けていた女子高校生、パワハラで苦しむ青年
パニック障害で動けなくなる女性、
そして、忙しい日々の中に、こころをすり減らしていく医師
生きづらさを抱えた人を、
お寺の住職の家族が、やさしく支えていきます。
今年99冊目になる本は、いつまでも記憶に残りそうな1冊です。
2015年9月9日
いたやどクリニック 木村彰宏