2019.05.29
カンガルーの本棚 生命とは何か
福岡伸一先生の「動的平衡」(小学館新書)を、読みました。
記憶について、食べる意味、病原体との共生
そして、生命とは何か
題名どおり、本の中身は硬い内容がぎっしりと詰まっています。
それでもおもしろくて、一気読み
分子生物学からみた生命観は、
わたしの中の未熟な生命観を、木っ端みじんに壊してくれました。
再生と、つぎの平衡状態へと
読後もいろいろな考えが頭の中を駆けめぐります
知的好奇心をいっぱいくすぐられる一冊です。
2019年5月29日
いたやどクリニック 木村彰宏