2023.02.17
カンガルーの本棚 町が呼ぶ声
小野寺史宜さんの「まち」(祥伝社文庫)を読みました。
高校を卒業し、尾瀬に近い故郷から東京に出てきた瞬一
身体を動かす仕事をしたいと始めた引っ越し屋の仕事
川沿いの道を走り、人と出会い、人を助け
そして、自分がめざしたい道がみえてきます。
大東京の中で、生きていこう
瞬一の決意に、街は大きく手を広げ、受け止めてくれます。
心が暖かくなる1冊です。
2023年2月17日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏