2022.02.09
カンガルーの本棚 読書の力
榎本博明先生の「本を読む子は○○がすごい」(日経プレミアムシリーズ)を読みました。
本を読む人と読まない人の二極化が進んでいます。
不読率(本を1冊も読まない人の割合)は、
最近の調査では大学生の48%にのぼるといいます。
言葉は、コムにケーションの道具としての生活言語と、
思考の道具としての学習言語に分けることができます。
日常会話は楽しめても、深く考えることができない大学生が
この先の日本の進路のかじ取りを、どうしていくのか
先生は、その処方箋についても言及されます。
読書が持つ力を考えるうえでの、示唆に富む1冊です。
2022年2月9日
いたやどクリニック 木村彰宏