カンガルーの小部屋

2017.08.18

カンガルーの本棚 鷹と少女

81HDDQa6acL[1]

遠田潤子さんの「月桃夜」(新潮文庫)を、読みました。

海の上で鷹が少女に語るか哀しみの物語

時代が違えども、同じ境遇で絶望していた二人が、

少しずつ心を通わせあい、生きる意味を見つけ出していきます。

遠田さんのお話は、この1か月の間で4冊目です。

人の生き死にが多く とても強烈ですが

最後に救いの場面が用意されています。

次の本はいつなのかと、首がながくなります。

    2017年8月18日

    いたやどクリニック 木村彰宏