2022.08.07
カンガルーの本棚 2枚目のすごろく
西條奈加さんの「隠居すごろく」(角川文庫)を読みました。
仕事一筋に生き、隠居生活を夢見ていた「徳兵衛」は、
孫の千代太が訪ねてきてから、歯車が狂いだします。
まずは白イヌ、そして、汚い身なりの兄妹
次々に千代太が連れてくるお客に翻弄されながら、
人生の意味について、悟ります。
450ページを超える大作ですが、お勧めの1冊です。
2022年8月7日
いたやどクリニック 木村彰宏