2018.02.07
カンガルーの輪舞曲 ようこそ遠い国から
2月5日、第2回食物アレルギー・アジア会議シンポジウムに出席しました。
日本のメンバーに加えて、
オーストラリア、香港、タイ、インド、フランスの5か国の市民団体の方が出席されます。
南の国からのお客さんは、自国と東京の温度差に驚かれます。
各国の学校でのアレルギー対策や、食物アレルギーの現状の報告のなかで、
オーストラリアのティーンエイジャー向けのWEBアンケートと、
指導プロジェクトに感銘を受けました。
わたしの役割りは「日本の負荷試験の現状」の報告
40分余り、短いお話をします。
乳幼児期には湿疹をコントロールして、可能な限り食べるのを遅らせない指導
アナフィラキシーがあっても、少しずつ食べ慣らしをしていく指導など、
日本では、標準的になりつつある指導法が、
アジアの国ではそうではないことに驚きます。
懇親会では、アレルギー表示の委員会の座長も務められた丸井英二先生に、
こころゆくまで質問をさせていただきました。
夜遅くまで、論議は終わることなく続きます。
2018年2月7日
いたやどクリニック 木村彰宏