カンガルーの小部屋

2011.01.30

クリニックだより 今日の休日急病診療所

1月30日、学園都市の休日急病診療所に出かけました。

9時前から、発熱の患者さんで大混雑。

19名の方が、インフルエンザ陽性。

みなさん、A型です。

頭痛、関節痛など、症状がはっきりとしている方から、発熱だけの方まで。

症状は少しずつ異なります。

発熱してから、12時間近くたってから、検査をすると、検査の精度が高まります。

もし、発熱だけで、そのほかの症状が強くなければ、12時間は経ってから受診されることをお勧めします。

危険な兆候は次の様な症状が現れた時です。

①    意識がおかしい、ぼーっとしている。

②    呼吸がおかしい(呼吸が速い、ゼーゼー、肩で息をしている)

③    けいれんが止まらない

④    水分が取れない、おしっこが減っている

⑤    手がつけられないほど、暴れまわる

このような症状が現れると危険な状態ですから、12時間を待たずに、すぐに診察を受けてください。

                      2011年1月30日

                      いたやどクリニック小児科 木村 彰宏