カンガルーの小部屋

2010.04.16

クリニックだより 子宮頚がん予防ワクチンの勉強会をしました

4月15日、子宮頚がん予防ワクチン(サーバリックス)の職員勉強会を開きました。

講師はGSK社の杉分さんにお願いいたしました。

子宮頚ガンは、若い女性に急増しているガンです。

毎年15000人の女性が発症し、3500人の方が亡くなられていると言われています。

子宮頚がんは、100%ヒトパピローマウィルス(HPV)の感染が原因です。

HPV感染のうち、16型、18型が60%以上を占め、サーバリックスワクチンは、これに対応して開発されたワクチンです。

接種優先年齢は、10才~14才のセックス・デビュー前の女性。

15才から45才の女性への接種も推奨されています。

子宮頚ガンと乳ガンを、定期健診と予防ワクチンとで減らすことができるよう、神戸医療生協も、みなさま方のお役に立てることができればと考えています。

                       2010年4月16日

                       いたやどクリニック小児科 木村彰宏