カンガルーの小部屋

2010.03.21

散歩のたのしみ 黄砂情報

嵐が通り過ぎた朝、いつもより遅くお散歩に出かけました。

近所のお庭の木蓮を見上げると、一晩のうちにつぼみがふくらみ始めています。

いつもなら、春の日差しを送りつける太陽が、今朝は元気がありません。

黄砂かも!

帰ってニュースを見ますと、20日夜遅くから黄砂が飛来するという予報です。

黄砂は、遠く中国の砂漠地帯から運ばれてきます。

ネットのWikipediaを調べますと、「黄砂の粒の大きさは0.5µm(マイクロメートル) – 5µm(=0.0005mm – 0.005mm)くらいで、タバコの粒子の直径 (0.2 – 0.5µm) よりやや大きく、人間の赤血球の直径 (6 – 8µm) よりやや小さいくらい。」と書かれています。

黄砂の日には、花粉症や喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギーが悪くなると言われています。

飛来するうちに、いろいろな化学物質を身にまとうからではないかという説が有力です。

お散歩にも、マスクが必要な季節になりました。

                       2010年3月21日

                       いたやどクリニック小児科 木村彰宏