カンガルーの小部屋

2010.07.05

聴診器のむこうに 愛されて2年

2才の男の子は、診察室にはいるなり「アンパンマン」

壁に貼ってある絵を指さします。

手には、「ばいきんまん」らしきものを持っています。

でも、少しへん。

紫色がずいぶんと薄くなっています。

「大好きで、ず~っと持っているんです」

「ツノも何度も取れて、夜の間にボンドでひっつけて・・。治してるときは、治療中と言ってあるんです」とおかあさん。

それだけ可愛がってもらえる「ばいきんまん」

あなたは、世界一幸せものです。

                       2010年7月5日

                       いたやどクリニック小児科 木村彰宏