カンガルーの小部屋

2010.05.25

聴診器のむこうに 魚らしい魚

7才の男の子が、負荷試験にイサキを持ってこられました。

身だけをほぐしてありましたので、「どんな顔のさかな?」って聞きますと、おかあさんは「魚らしい魚」と言われます。

インターネットで調べると、写真の魚です。

「魚の絵を書いてごらんといわれたら、書くような魚でしょ」

なるほど、子どもがよく書く「魚らしい魚」です。

男の子は、イサキの4分の1匹分をペロリ。

イサキさん、あなたの顔は、これからは忘れないですからね。

                       2010年5月25日

                       いたやどクリニック小児科 木村彰宏