カンガルーの小部屋

2017.09.06

7+8= 戻ってきたけれど

秋2017.09.05  (23)

「もしもし、先日乗った電車に、忘れ物をしたみたいなのですけれども」

朝から、おとうさんの電話の声がきこえます。

「そうですか、他をあたってみます」と、がっかり声

「もしもし、先日駅から乗ったタクシーに、忘れ物をしたみたいなのですが」

あきらめずに、おとうさんが電話しています。

「そうですか、ありがとうございます。いまから取りに行かせていただきます」

うれしそうなお父さんの声が 悲劇のはじまりです。

駅近くのタクシー会社さんまで、ハッちゃんとわたしも お供します。

忘れ物は、葉室麟さんの文庫本

お伊勢さんに行ったときに、買ってもらった

ワンワン図柄のブックカバーを、取り戻したかったようです。

タクシー会社さんにお礼を言って、おとうさんはうれしそう

ここからが、わたし達の悲劇のはじまりです。

悲劇の真相は、次のブログをみてくださいね。

    2017年9月6日

    いたやどクリニック 木村彰宏