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2010.01.23
散歩のたのしみ⑤ 冬のスイカ
今夜は月齢7.8日。冬空に半分姿のお月さまが昇っています。
子どもが「黄色いスイカみたいだね、おとうさん」と言いますので、「上半分は誰が食べたんやろ?」と答えました。
子どもは、しばらく考えていましたが、「だれがたべたんやろ・・・」
その時、ハッちゃんがネコを見つけて急に走り出します。
気持ちは天空から地上へと急転回。
ふゆ 真っ盛りです。
2010年1月23日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.01.23
かんがるう目線 やったね 明石市
昨朝のミーティングで、看護師長が「子宮頚がんの予防ワクチン、明石市で公費負担になるのよ」と教えてくれました。
子宮頚がんは、毎年1万人以上がかかり、約3500人が亡くなるといいます。
子宮頚がんの99%は、ヒト・パピローマ・ウィルスの感染が原因とされます。
12月22日に発売されたワクチン「サーバリックス」はこのうち、60~70%の子宮頚がんウィルスの予防に効果があるとされています。
ただこのワクチンは、3回打って初めて十分な免疫ができるのですが、3回接種で4万円~6万円かかります。今は、全額自己負担です。
この自己負担額の高さのために、なかなかお勧めできないでいました。
1月22日の神戸新聞によると、「明石市在住の小6~中3の女子が対象で、事業費8080万円を2010年度予算案に計上する。助成は県内の自治体で初めてという。対象者は指定の医療機関で無料で受けられる。」と報道されています。
年初の小児科の集まりで、Hibワクチンやサーバリックスワクチンが話題になり、「公的助成が進むよう、小児科医師もしっかりと社会的な発言をしていきましょう」というお話しをした所でしたので、今回の明石市の決断は本当にうれしく思いました。
明石市だけでなく、神戸市などいろいろな自治体で同様の動きが起きることを、強く期待します。
2010年1月23日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.01.23
聴診器のむこうに① おねえさんは、ネコ年生まれ
5才の男の子の目の下に、引っ掻き傷を発見しました。
「どうしたの?」と、お聞きしますと「おねえちゃんとケンカして・・」とお母さん。
「おねえさんは、きっとネコ年生まれなんだ。」と言いますと、男の子は何のことかとポカンとした表情。
5才の子どもに、干支の話は伝わらなかったようです。
診察室に、さむい空気が流れました。
2010年1月23日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏