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2010.03.04
7+8= ハッちゃんは土木工事がお好き
子どもが棒きれで、細い溝を作ります。
見ていたハッちゃんは、早速手と鼻を使って、水路づくりのお手伝い。
少しづつ水が流れ始めると、両手を使っての高速土木作業。
みるみるお顔とおててとは泥まみれになります。
ちいさな子どもの、どろんこ遊びを見ているようです。
ハッちゃん、楽しいですか。
でも、誰がお風呂に入れるんでしょうね。おかあさん。
2010年3月4日
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2010.03.04
聴診器のむこうに お大師さん
毎月20と21の日には、須磨寺はお大師さん(弘法大師御影供)で賑わいます。
境内に続く参道には、いろいろなお店が並びます。
そのひとつに、「じゅうしん須磨寺作業所」のお店があります。
お大師さんが近づくと、作業所では、みんなでじゃがいもやにんじんの買い出しに出かけます。20才になる車椅子の青年もそのひとりです。
お大師さんの当日には、ボランティアの方に力をお借りしながら、カレーライスやぜんざいが販売されます。
年末には丹波の黒豆が好評で、ボーナスが出たと喜んでおられました。
「なにに使われたのですか」とお聞きしますと、「この子が自分で服を選ぶんです。」と言われます。
「おかあさんも行かれるんですか」とお尋ねしますと、「この子は、母が来ると嫌がるんです。」と言われます。
「めがねに、マスクに、帽子に、しっかりと変装して怪しい格好で出かけられたら。」と助言をしました。
お大師さんに行かれるときには、青年のお店にも是非お立ち寄りください。
そして、変装姿のおかあさんも、見つけてくださいね。
2010年3月4日
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2010.03.04
聴診器のむこうに 素敵な笑顔
20才の青年が来られました。
駐車場から、電動車椅子を操縦しての登場です。
おかあさんに、数枚の写真を見せていただきました。
振り袖姿のおじょうさん方に囲まれた、素敵な笑顔の写真です。
小学校6年生のときの、同級生の女の子が「二十才になったときに、会いましょうね。」という約束をしてくれました。
その約束を覚えていてくれて、成人式の会場で再開が実現したわけです。
青年は言葉を理解することができるのですが、自らは発語できません。
それでも写真に写った姿は、いつもの前屈みではなく、背筋をしっかりと伸ばして、満面に笑みを浮かべたカメラ目線です。
こんな素敵な笑顔の青年を、これまでの診察では見たことがありません。
よかったね。本当によかったですね。
おじょうさん方の優しさにも、感謝、感謝です。
おひなさまの日にふさわしい、素敵な写真を見せていただき、わたしも幸せな気持ちになりました。
2010年3月4日
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2010.03.04
新入生学校給食相談会を開きました
3月2日、3日の両日、4月から小学校に入学される方の、給食相談会を開きました。
神戸市内の4つの小学校から、校長先生、教頭先生、学年担当の先生、養護の先生、栄養の先生にお集まりいただき、学校ごとに90分~120分懇談をしました。
①入学される子どもさんの食物アレルギーの現状
②食物アナフィラキシーがおきたときの対応策
③食物アナフィラキシーがおきないための対策
④クラスの中で心地よく過ごすために
の4つの柱を中心に、医学的な説明をさせていただき、引き続き各小学校で具体的にできることを相談しました。
仕事を終えられ、夜遅くまでおつき合いいただけました先生方には、深く感謝を申し上げます。
子ども達の心身の安全と幸せのために、今後ともよろしくお願いいたします。
2010年3月4日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏