カンガルーの小部屋

  • 2010.05.11

    かんがるうっ子 おかえり かんがるうっ子②

    自然学校に備えての、トレーニングの成果が気になります。

    「ヒグマは、でた?」と聞きますと、「ううん」

    「ハチは?」と尋ねますと、「ううん」

    「だったら、魚づかみは?」とつづけますと、「ニジマスを3匹つかんでん。」

    「ひとり一匹づつやけど、友だちふたりいっぺんに助っ人を頼まれて、3匹つかまえてん。」

    「あの、ヌルヌル感がたまらんわ。」と、話は止まりません。

    ヒグマにハチに魚づかみ。

    事前準備は、1勝2敗におわりました。

    でも、得意そうに魚づかみの様子を話す子どもを見ていますと、連休中の準備もムダではなかったと、少しうれしくなりました。

                        2010年5月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.05.11

    かんがるうっ子 おかえり かんがるうっ子①

    子どもが自然学校から帰ってきました。

    おかあさんが学校まで迎えに行くことになりました。

    「子どもの第一声はなんだろう」がクイズに。

    「たのしかった」「つかれた」「おなかがすいた」「のどがかわいた」「ナナ、ハッチ元気?」・・

    わたしは「おなかすいた」に一票。

    おかあさんは「水戸黄門、とってくれた?」を予想にあげました。

    体育館での引き渡し式の後、おかあさんと対面すると「葉書見た?水戸黄門撮ってくれた?」が、子どもの第一声。

    さすがおかあさん、子どもの気持ちはお見通しです。

    次に、「おなかすいた」

    帰っておにぎりを4つ作ってもらい、水戸黄門を見ながらいただきました。

                        2010年5月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.05.11

    クリニックだより 盲導犬募金

    クリニックの受付に置かせてもらっています「盲導犬協会」の募金箱を届けました。

    小雨の農道を、ゆっくりと歩くと鳥の声。

    ツバメが忙しくえさを求め、小川にはシロサギの姿もみられます。

    盲導犬協会に着くと、ラブラドールの「むさし」がお出迎え。

    記念写真をとり、みなさまからお寄せいただいた募金を手渡しました。

    後日、明細書が送られてくるとのことですので、掲示させていただきます。

    受付窓口で、盲導犬の募金箱を見かけられたら、頭をなでてくださいね。

                           2010年5月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.05.11

    かんがるうっ子 葉書のあて名

    子どもがハチ高原から出してくれた葉書のあて名をみました。

    4人の名前が書いてあります。

    まず、おかあさんの名前、次に、わたしの名前。

    そして、ナナ様、ハッチ様。

    一枚の葉書のあて名から、我が家の順位が見て取れました。

    それでも、ナナとハッチより順位が上で、ささやかな安心を得たわたしです。

                           2010年5月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.05.11

    7+8= ああ おどろいた

    ほそい四つ角を、ツートンカラーの犬が通り過ぎていきます。

    十分に通り過ぎるまで、ハッちゃんに待て指示。

    突然、先ほどのツートン君が曲がり角から飛び出してきます。

    リードが離れたのでしょう。

    ハッちゃんと、上へ下への大騒ぎ。

    相手のツートン君を守るべきなのか、ハッちゃんを守るのか、はたまた、わたしのおしりを守るのか、とっさの判断を迫られます。

    ほどなく飼い主さんが走ってこられて水入りに。

    ハッちゃんは、興奮さめやらず、そのままウンチングタイムに移行。

    帰り道、お花でこころを癒しました。

    ああ おどろいた!

                           2010年5月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.05.11

    聴診器のむこうに ボロット君

    4才前の男の子が来られました。

    診察が終わり、おかあさんと話をしていますと、退屈と不安とが半分半分なのか、おもちゃ箱からお人形を取り出して、次々と質問をします。

    「これなあに、これなあに」

    最後に取り出したのがぬいぐるみのロボット君。

    「それは、ボロットです」といいますと、「???」

    「古いから、ボロット君です」と注釈を加えても、「???」

    男の子の不安な気持ちを、また増幅させてしまったようです。

                           2010年5月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏