カンガルーの小部屋

2010年 6月

  • 2010.06.21

    こカンガの会 おとうさんも手伝って

    粘土で遊ぶ経験で、せっかく平たく伸ばした生地を、またまあるく丸める子どもさんがいます。

    栄養士さんが「3mmくらいに、うすく伸ばしてね」と叫びます。

    「3mmって、どれくらい?」と言う声が聞こえます。

    「高学年の子に聞いてくださいね」とわたしが言いますと、わたしの子どもの顔がポッと赤くなります。

    早く作らないと、お昼ご飯に間に合わなくなりますよ。

                           2010年6月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.06.21

    こカンガの会 米粉麺をこねます

    米粉とにんじんを混ぜて、おかあさんが下ごしらえをします。

    それをエプロン姿の子ども達が何度もこねあわし、綿棒で伸ばします。

    はじめての経験に、どの子どもの頬もピンク色、

    力を込めて、がんばって。

                           2010年6月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

     

  • 2010.06.21

    かんがるうっ子 夏至のおまじない

    今日、6月21日は夏至。

    一年で一等、日が長い一日です。

    朝起きると子どもが、「今日はお風呂にはいる日?。かぼちゃの」

    あれっ、確かかぼちゃを食べるのは冬至の日の風習ですし、冬至にお風呂に入れるのはユズのはず。

    でも、お風呂に大きなかぼちゃがポカポカと浮いている姿を想像すると、愉快になります。

    かぼちゃを枕にして、のんびりとお風呂につかりましょうか。

                           2010年6月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.06.21

    こカンガの会 コマ作り

    子ども達は、おかあさんと離れて、折り紙でコマ作りに挑戦です。

    3枚の折り紙を使って、色とりどりのコマを作ります。

    できあがれば、クルクルと回して楽しみます。

    おとうさんと一緒の、折り紙遊び。

    どの顔も、とびっきりの笑顔です。

                           2010年6月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.06.20

    こカンガの会 手をきれいにね

    苗を植えたあとは、手を洗います。

    地域の組合員さんが手洗い水を用意してくださり、ひとり一人きれいに洗います。

    さあ、次は遊びの教室へGO。

                           2010年6月20日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.06.20

    こカンガの会 何だろう

    明石は子午線のまち。

    マンホールのふたも、東経135度。

    「ひまわり診療所」の前の田んぼには、アメンボウやオタマジャクシが泳いでいます。

    おとうさんが手を伸ばし、何やら不思議な生き物をつかまえられました。

    名前がお分かりの方は、教えてくださいね。

                           2010年6月20日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.06.20

    こカンガの会 みんなならんで

    6月20日、父の日に、いもの苗植えに出かけました。

    明石市東二見にある「ひまわり診療所」に、集合しました。

    お天気は雨との予報をものともせず、暑すぎもせず寒すぎもしない、絶好のいも植え日和になりました。

    子ども25名、おとな28名の50名を越える団体が、診療所近くの畑に移動します。

    いもの苗をひと茎づつもらい、一斉に植え始めます。

    秋の収穫を楽しみにしながら、土をかけます。

    大きく育ったら、また来るからねっ。

                           2010年6月20日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.06.20

    かんがるうっ子 最後のおいこみ

    子どもは、おきるなり勉強机のまわりを、辞書やミニバッグをつかってガードを固めます。

    はさみやのりを使って、作業の開始です。

    「少しだけ見してあげる」と、紙で作ったナナやハッちゃんのパーツを、チラリと見せてくれます。

    父の日の当日。

    構想4週間。手作業2週間の成果が明らかになりました。

    ノート大のカードの表紙はカンガルー。

    おなかには、無料肩たたき券が入っています。

    開けると、カピバラさんと、アルパカさんと、ナナと、ハッちゃんが総出演。

    宝物がまたひとつ、増えました。

                           2010年6月20日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.06.19

    聴診器のむこうに ピンクのルービックキューブ

    4年生の男の子は、ゲームを止めて昔遊び。

    ベーゴマ、メンコに、ルービックキューブ。

    ルービックキューブは、1面なら1分以内でそろえられるとのこと。

    「先生、どの色か言ってみて」と言います。

    ルービックキューブは、赤と、オレンジ、緑、青、白、黄色の6面です。

    うけをねらって「ピンク」とリクエストしますと、「えっつ、赤ですか」と勝手に修正してそろえはじめます。

    手さばきも、口さばきも絶妙な男の子でした。

                           2010年6月19日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.06.18

    クリニックだより おかあさんの会6月17日

    6月17日朝、おかあさんの会を開きました。

    3才、3才、10才、11才の子どもさんのおかあさんと一緒に、自然学校の準備、喘息児の呼吸機能の評価、油とアレルギー、果物アレルギーについて話し合いました。

    10時半からはクローバーの会(2010年度4月に一年生を迎えた食物アレルギー児のおかあさんの会)7名が合流され、にぎやかな会となりました。

    参加者11名全員が男の子。

    大学に進学し、下宿をしたり、就職したりしたときに、自活能力がどれくらいあるのかなっと心配になりました。

    やさしくて、思いやりがあって、食事のこともしっかりと分かってくれる、そんなお嫁さんはいないかなあと、今すぐにでも探そうとされる勢いを感じました。

    食物アレルギーの子ども自身が、アレルギーとつきあっていく力をつけていくことができるよう、おかあさんの会は続きます。

                           2010年6月18日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.06.18

    7+8= 進まないよ~

    細かい雨が降っています。

    わたしは、ピンクのレインコートを着せられて、イヤイヤのお出かけです。

    道がぬれているので、足がぬれて気持ち悪くなります。

    足の裏をきれいに舐めようと思い、立ち止まりました。

    右の前足、左の前足。右の前足、左の前足。

    きれいになめても、きれいになめても、地面に降ろせばすぐに汚れてしまいます。

    もう一度はじめから、右の前足、左の前足。右の前足、左の前足。

    「それでは、前に進まないですよ~」

    おとうさんの悲鳴が、聞こえたような気がしました。

                           2010年6月18日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.06.18

    聴診器のむこうに からあげ仮面

    3才の女の子が、メモ帳の絵を見せてくれました。

    まあるいお鼻と、小さな目。

    「名前はなんというの」と尋ねますと、「からあげ仮面」

    なぜ、「からあげなのっ」と思いましたが、おかあさんにも謎のようです。

    芸術は奥深いものですね。

                           2010年6月18日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏  

  • 2010.06.17

    こカンガの会 いもの苗植え&親子料理教室

    6月17日、こカンガの会を開きました。

    テーマは、6月20日に迫った「いもの苗植え・親子料理教室」の最終打ち合わせです。

    ①集合場所:山陽板宿駅0945(電車は955発です)

          現地集合の方は、1030までにひまわり診療所にお越しください

    ②会場:  ひまわり診療所(明石市二見町東二見字大郷183-1)

          電話 078-941-5725

    ③当日の流れ ふれあい農園でいもの苗植え→料理教室下ごしらえ→親子料理教室

                        →遊びの教室→

    ④献立:米粉パスタのトマトソース煮・だいこん餅・いもようかん・昆布のお吸い物

    ⑤持参するもの:お茶・おにぎり・おてふき・汚れたときの着替え

    ⑥雨天決行します

    ⑦⑥当日の場所が分からない方は、スタッフ宮野(090-1158-0838)まで

    以上、よろしくお願いいたします。

                           2010年6月17日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.06.17

    カンガルーの本棚 モノレールねこ

    加納朋子さんの「モノレールねこ」(文春文庫)を読みました。

    書名のおもしろさに惹かれた一冊です。

    吉田信子さんは書評に「読み手の心をそっと包み込むように、加納さんが広げてくれたふわふわの温かな毛布である」と書かれています。

    8つの短い小説の中では、わたしは「セイムタイム・ネクストイヤー」が一押しです。

    みなさんは、どの短編がお気に入りですか。

                           2010年6月17日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.06.16

    カンガルギー情報 コレポリーR

    アレルギーに関する情報を発信しようと考えています。

    カンガルーとアレルギーとを合わした言葉で「カンガルギー」

    第一話は小学校3年生の女の子のお話しです。

    小学校3年生の女の子が、クスリを飲んで調子が悪くなったと言われます。

    女の子は、強い牛乳アレルギーがあり、牛乳は数滴のむと症状が出ます。

    近くのお医者さんで、「コレポリーR」(整腸剤)をもらい、飲んだところ、20分位してから咳が出始め、全身に蕁麻疹が出現しました。

    整腸剤には、微量ですが乳糖がまざっていることがあります。

    乳糖は、強い牛乳アレルギーの子どもでは、アレルギー症状が出ることがあります。

    次に、乳糖が混ざっている整腸剤の商品名を列挙します。

    アンチビオフィルス・ビオスリー・エンテロノンR・エントモール・ラックビーR・コレポリーR

    強い牛乳アレルギーがある子どもさんでは、上記の薬剤が処方されていないかご注意ください。

    また、散薬(粉薬)を調剤する際に、飲みやすい量に調節するため、乳糖を混ぜることがあります。

    食物アレルギーとくすりについては、「きりんニュース2005年7号」に詳しく紹介しています。

    クリニックに来られましたら、是非お手にお取りください。

                           2010年6月16日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.06.16

    クリニックだより 高木医師の診察を再開します

    ご迷惑をおかけしておりましたが、6月16日(水)午前診より、高木医師の診察を再開いたします。

    診察予定表通りに診察がはじまりますので、よろしくお願いいたします。

                           2010年6月16日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.06.16

    7+8= 水陸両用ボール探査犬ハッチ号

    雨の日は、お鼻の調子が絶好調です。

    朝のお散歩で、319個目のボールを見つけました。

    行方不明のボールは、特別価格でお探しします。

    夜は、強い雨が降っていましたので、溝に入って遊びました。

    おとうさんが「水陸両用だね」と言いますが、ボクには何のことだか分かりません。

    ボクの小屋に帰ってブルブルしたら、おかあさんが「キャー」って言いました。

    あとでカラダを拭いてもらい、お菓子をもらって楽しかったです。

                           2010年6月16日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.06.15

    聴診器のむこうに あしあとの先は

    診察を終えた男の子の背中に、くっきりと足跡がついています。

    眠っている間に、誰かに踏まれたのでしょうか。

    右足、左足、右足、あれれ、次の左足はどこ?

    診察の結果、怪我はなさそうでしたので、ご安心くださいね。

                           2010年6月15日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.06.14

    かんがあるっ子 赤と白

    子どもの学校公開dayの3時限目は、道徳の時間です。

    配られたプリントには、次のように書かれています。

    「5年生のA子さんは、みんなから信頼されている図書係です。図書館を閉める時間が来たときに、B君が本を一日だけ借りたいと頼みます。B君は学校代表で理科の研究発表の調べものをしていました。でも、どうしても時間が足りないので、図書館の本を借りたいと言うのです。しかし、その本は貸し出し禁止のシールが貼ってあります。A子さんは、貸すべきか、貸さないでおくべきか悩みました」

    「貸そうと思うひと」は、白の帽子を、「貸さないでおこうと思うひと」は、赤の帽子をかぶり、教室の席を移動します。

    クラスの結果は、白1、赤3に分かれ、ディベートがはじまります。

    先生と子どもが、A子さんとB君の役割を演じてみせ、討論がさらに白熱します。

    わたしの子どもの帽子の色ですか。

    それは、ひみつです。

    でも、わたしの子どもらしい考えだなと、うれしくなりました。

                           2010年6月14日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.06.14

    かんがあるっ子 スウィーミー

    今日は子どもの学校公開day。

    一番に出かけ、体育館の展示を見ます。

    今年は、学年ごとにひとつの大きな作品に挑戦です。

    「お花の道」「スウィーミー」「ガリバー旅行記」「やまたのおろち」「自然学校だより」そして「カモとり権兵衛」

    楽しく作られた作品は、わたしを子どもの世界に誘います。

                           2010年6月14日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2/4