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2010.06.13
カンガルーの輪舞曲 ぴいちゃんねっと
6月12日、「ぴいちゃんねっと」の講演会に出かけました。
「ぴいちゃんねっと」は、NPOアレルギーネットワーク京都の愛称です。
アレルギー連続講座2回目のテーマは、「教育現場での食物アレルギー対策」です。
1330にはじまり、1630までの長時間の勉強会となりました。
途中で、エピペンのメーカーさん(マイラン製薬さん)にエピペンの実習をしていただきました。
厚目にたたんだタオルにむけて、実際のエピペンをうつデモをしました。
バシッという音とともに、針が飛び出します。
参加されたみなさんは、エピペンという言葉はご存じですが、実際にうつ場面ははじめての方ばかりです。
今回の勉強会で、いちばんインパクトが強かったのではないかと思いました。
京都には食物アレルギーの分野で有名な先生方が大勢おられます。
神戸からわたしのようなものが出かけていき、お話しをさせていただいてもよいのかと思いながら、準備をしました。
その地域を変えていく力は、そこにお住まいのおかあさん方、学校の先生方、そしてお医者さんの輪です。
「ぴいちゃんねっと」が、京都にお住まいの食物アレルギーを持つ子ども達の安心と住み心地の良さを、大きく拡げて行かれる要となられることを予感しながら、阪急電車にのりました。
お世話役のみなさま、ご苦労様でした。
2010年6月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.13
7+8= ボールの巣
雨が降りそうなので、お散歩は雨がきらいなナナちゃんに先に行ってもらいました。
ボクが表に出ると、小雨が降ってきました。
こんな時にはボクのお鼻が大活躍。
下の公園に連れて行ってもらうと、すぐにお鼻がピーンと感じます。
はじめに黄色のテニスボール。
草むらのむこうに、あとふたつ。
小枝がジャマになって、ボクのお口がボールまで届きません。
おとうさんが手を伸ばしてとってくれました。
316個、317個、318個目。
でも、おとうさんに手伝ってもらったので、ボクは不満です。
今度は、自分だけのちからでつかまえようと思います。
2010年6月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.12
ボールじゃないもん
「最近、ブログにナナちゃんばっかり登場するけど、ハッちゃんはどうしたのっ」と、おとうさんが編集長さんに言われたそうです。
ボクも、がんばってブログを書こうと思うので、よろしくお願いしますね。
この間、おとうさんとボクとふたりでお散歩していますと、
「ハッちゃん、ほらボールがあるよ」と、おとうさんが言います。
急いで近づいてにおいをかぎましたが、何かヘン。
まるくて大きくて、ピカピカ光っていて、でも大好きなボールのにおいがしません。
「ボールじゃないもん。すきじゃないもん。」
みなさん、なんだか分かったら教えてくださいね。
2010年6月12日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.11
7+8= ハナタンポポ
タンポポさんは、まんまるで、ふわふわしてて、わたしのお気に入り。
ほら、こうしてお写真をとってもらうと、わたしのお鼻がタンポポさんになるでしょ。
かわいくみえますか。
わたしは、おしゃれが大好きなんですから。
2010年6月11日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.11
クリニックだより 第193回兵庫食物アレルギー研究会を開きました。
6月10日(木)よる、兵庫食物アレルギー研究会の定例会を開きました。
講師は、アトピッ子地球の子ネットワークの赤城智美さんです。
「アレルギー表示と事故事例」について、お話しいただきました。
自主回収にいたった、表示ミス事例、混入事例など、超具体的な報告をしていただきました。
加工食品の安全性、学校給食の安全性など、論議の輪は拡がるばかりで、2時間半の勉強会はあっという間に過ぎました。
赤城さん、遠方からのご来神、そして遅くまでのご講義、ありがとうございました。
2010年6月11日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.10
かんがあるっ子 父の日近し
お休みの日にお散歩から帰りますと、道路の向こう側にある幼稚園が騒がしく、賑わっています。
いつもは見かけないおとうさんの姿も目につきます。
そうか、今日は父親参観の日。
子どもは、最近「こっち、見んといてよ」と言います。
仕事をしていると「お昼寝してきてもいいよ。」と、わたしをリビングから遠ざけようとします。
それでも心配なのか、机に下敷きを立てて、わたしからの目隠しをつくり、何やら作業をしています。
父の日まであと10日。
うれしいような、のぞきたいような、少し気になる毎日です。
2010年6月10日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.09
クリニックだより ヒブワクチン一部助成の開始(神戸市)
新聞報道でもありましたように、神戸市ではヒブワクチン一部助成がはじまります。
①助成手続き開始時期
・2010年7月1日より
②助成対象者
・ワクチン接種時に、神戸市に住民登録または外国人登録があるかた
・ワクチン接種時に、生後2か月から満2才未満のかた
・2010年4月1日現在で2才未満のかたに限り、2011年3月31日までの接種も助成対象となります。
・申請時点で、保護者(扶養義務者)の市民税(所得割)課税年額が、23万5千円未満
③助成金額
・接種一回につき、接種費用の半額(上限4000円、1円未満切り捨て)
④救済措置
・助成対象者が、2010年4月1日から6月30日の間に助成を受けずに接種した場合、還付請求により、さかのぼって払い戻しによる一部助成を受けることができます。
⑤助成できる回数
・生後2か月から7か月未満 4回
・生後7か月から12か月未満 3回
・1才以上2才未満 1回
⑥助成を受けるには
・接種希望者は、あらかじめ神戸市予防衛生課に郵送により助成申請を行い、助成券の公布を受けて下さい。
・神戸市内の協力医療機関で接種ごとに助成券を提出した上で接種を受け、接種費用と助成額の差額を医療機関に支払ってください。
⑦問い合わせ
・神戸市保健福祉局保健所予防衛生課
・078-322-6789
2010年6月9日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.09
7+8= ペットを捨てる日
お出かけの前に、おとうさんとおかあさんが、何やら話しています。
「今日は、ペットをすてる日?」と、おとうさん。
ギクッ。わたし、捨てられるのっ。
「まだ、袋いっぱい違うから、次にしようよ」と、おかあさん。
ギク、ギクッ。
袋にわたしとハッちゃんが入れられて、いっぱいになったら、捨てられて・・
「アルミ缶は、資源ゴミの日やね」
ああ、ゴミ捨ての話ですか。
おかげで朝から顔色が、真っ白になってしまいました。
2010年6月9日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.09
クリニックだより 高木医師休診のお知らせ
小児科一般外来を担当しています高木医師の外来を、しばらくの間休診とさせていただきます。
代診として、韓医師が診察に入ります。
6月 9日(水)韓医師(9時20分~) 木村医師(アレルギー外来9時~)
6月10日(木)韓医師(9時20分~)
6月11日(金)一般外来休診 木村医師(アレルギー外来9時~)
6月12日(土)韓医師(9時20分~)
6月14日(月)韓医師(9時20分~) 木村医師(アレルギー外来9時~)
6月15日(火)韓医師(9時20分~)
高木医師は、体調が快復され次第、外来診察を始められる予定ですので、ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
2010年6月9日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.09
カンガルーの本棚 メリーゴーランド
重松清さんの「カシオペアの丘で」(講談社文庫)を読みました。
文庫本にして上下2巻、800ページを越える大作です。
シュンと、トシと、ユウと、ミッチョ。
4人の少年少女が丘を登るシーンから物語ははじまります。
この物語には、いくつかのキーワードが散りばめられています。
カシオペヤ、ボイジャー、観音像、炭坑爆発、メリーゴーランド。
愛と、許し、そして生きているということ。
読者それぞれに、ひとり一人異なる思い入れのページがあると思います。
わたしは、繰り返し登場するメリーゴーランドの話が好きになりました。
登場人物を乗せて、逃げては追いかけ。追いかけては逃げ。
何度か乗ったことがあるメリーゴーランドに、そんな深い思いを感じることはありませんでした。
重松清さんとともに、ひとの優しさに出会える一冊です。
2010年6月9日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.09
クリニックだより 須磨区の保育所
6月8日午後、須磨区の保育所に、食物アレルギーの説明に出かけました。
お昼寝の時間を使っての、先生方の勉強会です。
壁には、大胆なタッチの子どもの絵。
机の上には、そう、ザリガニが歩いていました。
この絵と、熱心な先生方にお会いできたことで、保育所に出かけた甲斐が十分にありました。
2010年6月8日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.08
聴診器のむこうに 鉄人ドロップ
「先生、このドロップ食べてもいいでしょうか」
強いアレルギーをお持ちの男の子のおかあさんが、こう尋ねられます。
見ると「鉄人ドロップ」
「どうしたの」とお尋ねしますと、「おとうさんと列に30分並んでもらったらしいんです」
「食べてもいいけど、びゅーんと飛んでいかないかな」といいながら、写真を撮りました。
2010年6月8日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.07
7+8= まいご札
「みてみて、素敵なストラップでしょ」
ペット保険の会社から、わたしの名前と写真が載った「まいご札」が送られてきたんです。
おとうさんに取り付けてもらうと、ぶらぶらと揺れます。
「何だろう」と、さっそくなめて確かめますと、「ナナ、なめないで。」としかられました。
赤い首輪と、ストラップ。
わたしのお気に入りです。
2010年6月7日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.06
聴診器のむこうに おじいちゃんみたい
11才の男の子は慎重派。
おかあさんは「競争心がないんです。」と言われます。
それでも道を歩いていて看板が倒れていると直したり、お店屋さんのパンフレットの山が乱れているとそろえたりと、やさしいところがあります。
「おじいちゃんみたいでしょ」とおかあさんはからかわれますが、いえいえ近頃のおじいちゃんは、そんなお世話好きな方ばかりではありません。
男の子は「ふつうのおじいちゃん」ではありません。
「世話焼きのいいおじいちゃん」と呼んであげてくださいね。
2010年6月6日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.05
聴診器のむこうに おかあさんのように
あれれ、10本の指が、赤く踊ります。
2才半の女の子は、眠る前にお化粧タイムに入るとか。
「子ども用のマニュキュアですか?」とお尋ねしますと、「いいえ、わたしのです。」とおかあさん。
何度も何度も練習をして、おかあさんのように、素敵な男性をゲットしてくださいね。
2010年6月5日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.04
7+8= ほっけの残りもの
居酒屋さんで食べた「ほっけ」の頭と骨を、ナナとハッちゃんの朝ご飯のおかずに用意して、お散歩に出かけます。
ハッちゃんは、張り切ってボール探しです。
公園の溝の中で、使い古されたボールを見つけました。
「ハッちゃん、持って帰らないで。315個目のゲットにカウントするから。」と言うのですが、「ぼくが、見つけたもん」と、聞く耳を持ちません。
ほつれたところを歯でつかんで、苦労してお持ち帰り。
ほっけのご飯にダッシュです。
2010年6月4日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.03
クリニックだより 祝クローバーの会発足
2010年4月に小学校に入学された「アレルギーの子どもを持つ母の会」が発足しました。
名前は「クローバーの会」と言います。
食物アレルギーやアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を持つ子どもの保護者が集まって、給食や学校生活の事を相談したり、話し合ったりする会です。
当面、第一木曜、第三木曜の9時~10時にいたやどクリニックに集まることになりました。
生まれたばかりの「幸せの四つ葉のクローバー」が、大きく育っていきますように。
2010年6月3日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.03
クリニックだより おかあさんの勉強会6月3日
6月3日朝、定例の「おかあさんの勉強会」を開きました。
今回は、18人のおかあさんと、薬学部の学生さん2名の参加です。
いよいよお座りいただく場所がなくなり、次回からは、生協会館にお引っ越しをします。
○1泊2日の野外活動、お泊まり保育について
○小動物とのふれあい体験の注意点
○プールの授業を受けるときの注意点
○バター・ココア・ウズラ卵の食べ方
○子どもがかゆみを訴えて、親子ともに眠れなくなったとき
などについて、話し合いました。
0歳児のおかあさんも来られていましたが、十分にお話しをできずに申し訳ありません。
次回からは、時間配分にも気をつけたいと思います。
最後に、2010年小学入学児の会(クローバーの会)が発足しました。
ブログでも、案内をさせていただくようにいたします。
次回の「おかあさんの勉強会」は6月17日です。
よろしくお願いいたします。
2010年6月3日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.03
聴診器のむこうに ワンワンのリュック
2才8か月の男の子の背中にかわいいリュック。
NHK番組「おかあさんといっしょ」に出ているワンワンのリュックです。
「なにが入ってるの?」と尋ねますと、「この子のおむつです。」
そこで少し意地悪く、「子どもさんは知ってるの」と聞きますと、「知ってますよ~」
「ねえねえ、おむつどこ?」と、男の子に言いますと、うれしそうにリュックを指さします。
得意そうな顔に、自立心の芽生えを感じました。
2010年6月3日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.02
散歩のたのしみ ひよと有明の月
蒼く晴れた空に、ひよが鳴きます。
TVアンテナは、絶好の見張り台。
有明の月を背に、何を見るのでしょう。
小鳩が去ったこの国の行く末を、案じているかのようです。
2010年6月2日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏