カンガルーの小部屋

2010年 8月

  • 2010.08.17

    カンガルーの輪舞曲 京都の研修会

    8月16日、京都市の養護教諭夏季研修会に出かけました。

    朝、6時前に出かけないと間に合わないので、ナナとハッちゃんのお散歩は、子どもにまかせました。

    京都は、お盆明けの今日16日、五山の送り火です。

    河原町の講演会場には、京都市全市の小・中・高等学校から、保健室の先生が300名近くお集まりになられました。

    「食物アレルギーを有する児童・生徒の支援と連携」

    少し堅苦しいタイトルですが、2時間あまり、お話しをさせていただきました。

    みなさん、とても熱心にお聞きいただき、現場の先生方のご心配とご苦労をうかがい知ることができました。

    ご準備の先生方も、ご苦労様でした。

    神戸と、京都とでは、少し遠いですが、今後ともよろしくお願いいたします。

                           2010年8月17日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.17

    7+8= つめたいのちょうだい

    ドッグランで、おねえちゃんとナナちゃんとで、おいかけっこをしました。

    ハアハアしていると、おとうさんが「つめたいの」をくれました。

    なんだかわからなかったので、クンクンして、それから、すこしだけペロリしました。

    あまくて、つめたくって、おいしい~。

    「ハッちゃん、かき氷って、言うんだよ」と、おとうさんがおしえてくれます。

    ボクは、「かきごおり」が、だいすきになりました。

    おねえちゃんまえで、おすわりをして、ちょうだいをしました。

    「おねえちゃん、つめたいの、はやくちょうだい」

                           2010年8月14日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.17

    7+8= ハッちゃんあそぼっ

    姫路のドッグランには、トレーニングキットがありません。

    安心して、芝生の上を、走って遊びました。

    「ハッちゃん、あそぼっ」って声をかけたけど、向こうに行ってしまいました。

    せっかく、追いかけっこをしようと思ったのに、ハッちゃんったら、元気がありません。

    白色の私とは違って、茶色いコートはあついのかなっ。

    かわりに、おねえちゃんが一緒にいっぱい走ってくれました。 

    おねえちゃん、ありがとう。

                          2010年8月15日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.17

    7+8= にくきゅうをさわらないで

    こんどのりょこうは、つかれました。

    クルマにのって、6じかんもおでかけです。

    ボクはとってもつかれたので、くさむらでゴロ~ンってしていると、だれかが、ボクの「

    にくきゅう」をさわります。

    「やめてください」って、ウ~ワンってほえたら、おとうさんがびっくりしました。

    きゅうにボクの「にくきゅう」をさわらないでくださいね。

    ほんとうに、くすぐったいんですから。

                           2010年8月14日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.17

    7+8= 許してあげる

    オートキャンプ場で、バーベキューをしました。

    おとうさんも、おかあさんも、「はじめてだから」と、緊張していました。

    炭に火をつけて、お肉をのせると、いい匂いがしてきます。

    私と、ハッちゃんは、もううれしくって、ちょうだいちょうだい状態です。

    うし肉、ぶた肉、とり肉、フルコース。

    おとうさんは、お肉を焼いたり、おねえちゃんやお母さん、私やハッちゃんに焼けたお肉を運んだり、大忙しです。

    車の中の、狭いゲージに閉じこめられていて、しんどかったけど、これで許してあげることにします。

                           2010年8月14日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.17

    かんがるうっ子 怪しげなガソリンスタンド

    三瓶山の帰路、歴史街道沿いのガソリンスタンドに立ち寄りました。

    スタンドはガランとしていて、だあれも出てきません。

    薄暗がりの店の中をのぞくと、ねこと、いぬがうたた寝をしています。

    しばらくして、白髪のおばあさんがあらわれ、「ガソリンいれるんか」

    「は、はい。満タンで」と答えたものの、不気味さがただよいます。

    島根の境港には「きたろう」の町があります。

    「あれって、砂かけばばあ?」

    失礼かとは思いながら、給油口に砂が付いていないか確かめました。

    「こわかったね」

    子どもにも、インパクトが強いガソリンスタンドでした。

                           2010年8月14日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.17

    7+8= さんべのテニスボール

    あさのおさんぽで、ボールをみつけました。

    さんべさんでとれたテニスボールです。

    326こめになったよ。

    でも、おうちのちかくのボールも、さんべさんさんのボールも、おなじあじがしたよ。

                           2010年8月13日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.17

    かんがるうっ子 少しだけ

    夏休みのキャンプ場は、曇り空。

    買ったばかりのバーベキューコンロは、キャビンの片隅で出番待ちです。

    お昼は近くの、「SANBE バーガー」で済ませました。

    島根産牛肉をつかったハンバーグランチは、とてもおいしくて、おかあさんの分まで、子どもがペロリ。

    私が頼んだデザートの地域限定アイスクリーム。

    「少しだけ、なめさせて」と子どもが言います。

    手渡すと、返ってきたのは、アイスクリームのコーンの先の方だけ。

    これでは、巨大化するのも、無理ありません。

                           2010年8月13日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.17

    ボクはカエルくんと

    さんべさんというところの、ドッグランにいきました。

    ボウをとんだり、ワッカをくぐったりしました。

    つかれたので、ひとやすみしていると、うごくものをみつけました。

    ピョンピョンうごきます。

    おとうさんが「ハッちゃん、カエルやで」といいます。

    ボクは、おはなでクンクンしました。

    うごかなくなったので、おててでさわると、キュウンといいました。

    カエルくんは、ボクとあそぶのが、いやなのかなあ。

                           2010年8月12日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.08.17

    7+8= 跳んで跳んで

    今日から、おとうさんの夏休み。

    台風4号が来るって、心配しましたが、大丈夫でした。

    目的地は、三瓶山のオートキャンプ場。

    ドッグランに連れて行かれて、棒を飛んだり、ワッカをくぐったり、いろいろとしました。

    曇っていて、過ごしやすかったですけど、何度も何度も跳ばされると、もうクタクタです。

    わたしも、熱中症になるんですから、すこしは気をつかってくださいね。

                           2010年8月12日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.08.16

    かんがるうっ子 ペルセウス流星群

    8月12日の夜は、ペルセウス流星群が見られる日です。

    三瓶山の天体観測所に行きました。

    観測所の屋根が突然動いて、一面の星空が広がります。

    台風一過、満天の星空です。

    さすが、あなたは晴れ女。

    流れ星を見つけると、歓声が上がります。

    子どもは、3つ。わたしは、2つ。おかあさんは、なし。

    人工衛星も、ゆっくりと夜空を動きます。

    作り物のような、星空。

    夏休みは、始まったばかりです。

                           2010年8月12日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.15

    カンガルーの本棚 ゼロ

    百田尚樹さんの「永遠の0(ゼロ)」(偕成社)を読みました。

    文庫本576ページに及ぶ、大作です。

    先の大戦で活躍した、零式戦闘機と搭乗員の物語。

    司法試験に落ち続けている青年が、特攻隊で死んでいった祖父の足跡をたどります。

    祖父が何を願い、何を守ろうとしたのか。

    生き証人に出会う中で、青年のこころの中に、人々のために尽くしたいと弁護士を志した気持ちが、よみがえります。

    父の世代が、何を考えていたのか。

    終戦の日までに、読み終えることができて、良かったと思いました。

                           2010年8月15日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.12

    聴診器のむこうに ゴールドメダリスト

    9才の男の子は、喘息で通院中。

    治療方法を変えて、呼吸機能検査を調べると、大きく改善しています。

    「何かいいこと、なかった?」と尋ねますと、「金メダルをとりました。」

    スウィミングスクール主催の近畿地区大会で、100m個人メドレーで優勝したと言われます。

    スポーツ全般音痴のわたしは、コーチにはなれませんが、酸素がうまく全身にまわるようにお手伝いができたかなと、うれしくなりました。

    いつか、オリンピックでもメダリストになって、わたしを驚かしてくださいね。

                           2010年8月12日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.08.11

    クリニックだより お休みします

    木村医師は、8月12日(木)から、8月16日(月)まで、夏休みと講演でお休みさせていただきます。

    次の外来診察日は、8月18日(水)です。

    その間は、高木医師、韓医師、田村医師の診察は開いていますので、急な病気のときには、ご相談ください。

    よろしくお願いいたします。

                           2010年8月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.11

    散歩のたのしみ 一瞬の芸術

    ハッちゃんと、秘密の公園を歩いていますと、西の空が急に暗くなります。

    見上げると、見事な半円姿で、虹が架かっています。

    「前から、出ていましたか。」

    後ろから追い抜いていくランニング姿の女性に、声をかけられました。

    携帯を取り出し、子どもに電話をしているうちに、虹は消えていきました。

    ハッちゃんは、立ち止まってお空を見上げているおとうさんに、不満げな顔をしています。

                           2010年8月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.11

    7+8= おちゃでもしませんか

    お空を見上げると、2羽のハトさん。

    「なにしてるの~」って、聞いたなら、「広島の原水爆禁止世界大会から帰ってきたばかりで、疲れました。」

    「クリニックの茶木さんを、みかけましたか~」と尋ねますと、「あんまり人が多かったので、わからなかったです。」

    8月は、平和の祈りの月。

    ハトさんには、一年で一番忙しい月なのですね。

    降りてきて、一緒におちゃでもしませんか。

                           2010年8月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.10

    カンガルーの本棚 青空こころ

    青空こころサンの「障害を持つ子を育てて」(文芸社)を読みました。

    外来をしていますと、長距離の電話がかかってきました。

    「先生、覚えてますか。今度息子のことを本にしたんです。お送りしますから、読んでくださいね。」

    遠くに引っ越された青空サンとは、もう何年もお会いしていません。

    自閉症の息子さんは、もう18才になられ、この春に養護学校を卒業されました。

    障害に気が付いたときのこと。診断を受けたときのこと。自閉症児のおかあさんになる決心が付いたときのこと。

    そして、そのあとの、長い生活のことを、18編の短い文章に綴られています。

    多くの人に助けられることの大切さと、ありがたさ。

    おわりの章で、青空サンはこう書かれています。

    「あなたが障害を持っていなかったら、きっと側で傷ついている障害をもつお母さんの気持ちに気づかなかったでしょう。

    そして、空の青さにも、太陽の輝きにも、虹の美しさにも、道端に咲くたんぽぽにも、笑顔することもなかたでしょう。

    それから、こんなにも人の愛や温もり、そして優しさを強く感じることはできなかったと思います。」

    青空サンにも、その息子さんにも、いつまでもおだやかな青空の日が続きますように。

                           2010年8月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.08.10

    聴診器のむこうに うし注意報

    1才9か月の男の子は、牛乳が大好き。

    毎日500ccから1リットル近くを飲むそうです。

    おかあさんは、安売り牛乳を求めて、スーパーに。

    家まで持ちかえるのも、大変です。

    おまけに、牛乳をたくさん飲むと、男の子の足が牛歩になります。

    炎天下、日傘をさして、牛乳パックをぶら下げたおかあさんと、その横をゆっくり歩く男の子。

    猛暑は、いろいろな大変さを運んできます。

                           2010年8月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.10

    7+8= もってかえれたよ

    ゴルフのボールをみつけました。

    325こめです。

    おくちに、くわえやすいおおきさなので、じぶんでもってかえりました。

    でも、ハアハアしながら、おくちでくわえてあるいていると、よだれがおちて、かっこよくないです。

    ぼくは、ボールカミカミがすきなので、おへやにもどって、カミカミしました。

    ゴルフのボールは、かたくてたのしいです。

    おとうさんは、「ハッちゃん、飲み込まないでね」と、しんぱいそう。

    おとうさんに、とられないように、おててでかくしながら、カミカミします。

    あれっ、いいにおい。

    ボールをはなして、おかしをみるあいだに、おとうさんが、ボールをもっていってしまいました。

    まあいいや、おかしのほうが、いいおあじがするもんね。

                           2010年8月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.10

    7+8= わたしは居候

    パンを買い忘れたので、おかあさんがホットケーキを焼いています。

    私は、自分のご飯よりも、ホットケーキの方がいい匂いなので、クンクン言いました。

    「ナナ、自分のものを粗末にすると、フリーターになるよ」と、おとうさんが注意します。

    「ナナは、居候。居候のくせに、わがままやから」と、おねえちゃんが口を出します。

    「だったら、ハッちゃんは?」って、おとうさんが聞きますと、「ハッちゃんはペット」

    「へえ、そしたら、ペットと居候とは、どこがちがうの?」と、もう一度おとうさんが聞きます。

    「居候は、ただのやっかい者。ペットの方が、くらいが上」と、おねえちゃんが解説します。

    私には、違いがよく分からないけど、おとうさんがそっと自分のホットケーキを分けてくれたので、クンクンないてアピールして、よかったと思います。

                           2010年8月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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