カンガルーの小部屋

2010年 8月

  • 2010.08.10

    カンガルーの本棚 まだまだ知らない現代史

    池上彰さんの「そうだったのか!現代史パート2」(集英社文庫)を読みました。

    今回のテーマは、「イラク」「アフガニスタン」「パレスチナ」「チェチェン」「北朝鮮」「チェルノブイリ」

    さまざまな国の暗黒の現代史が綴られます。

    その中で、「東ティモール」と「ミャンマー」には、かすかな希望の光を見いだすことができました。

    「花の髪飾りの抵抗」と題された最終章には、「アウン・サン・スー・チー」さんのノーベル平和賞の受賞理由が書かれています。

    「ノルウェー・ノーベル賞委員会は、この女性のたゆまない努力に敬意を表するとともに、平和的な手段によって民主化と人権向上と民族和解を勝ちとろうと懸命に戦っている世界中の人たちにとって、彼女の受賞が、励ましとなるように願っている」

    現代史は、この瞬間にも、わたしたちが作り続けていくものです。

    人権を抑圧する過ちをくり返さないよう、歴史に学び続けたいと思います。

                           2010年8月10日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.09

    7+8=おたんじょうびのカード

    ボクに、おたんじょうびカードが、とどきました。

    「どうぶつほけん」のかいしゃからです。

    8がつの16にちに、うまれました。

    「もうすぐ、5さいだね」と、おとうさんがいいます。

    カードもうれしかったけど、ボクは、おにくのプレゼントのほうが、いいな。

                           2010年8月9日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.09

    聴診器のむこうに おおきなおにぎり

    4才の男の子は、奈良から来られました。

    高速道路が渋滞して大変。

    ヘトヘトになって、到着されました。

    ゆっくりする間もなく、ゆで卵の負荷試験。

    苦手な卵を口に入れて、「あとは、何でも好きなものを食べてもいいですよ。」

    おおきなおにぎりを、取り出します。

    「のりまきおにぎり」にかぶりつくと、中は具だくさんのサケ。

    おかあさんの愛情が、たっぷりと伝わってきました。

                           2010年8月9日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.08

    散歩のたのしみ 虫かごいっぱいに

    セミとりは、夏休みの定番遊びです。

    虫かご、いっぱいにつかまえて、持って帰って、放す係りはおかあさん。

    セミも負けじと、かくれます。

    みなさん、わたしを、見つけられますか。

                           2010年8月8日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.07

    7+8= こわいおと

    よる、おとうさんと、おかあさんと、ナナちゃんとで、おさんんぽにでかけました。

    ボクがウンチをしようとすると、「ドーン、チリチリチリ」

    ボクは、かみなりさんが、だいのにがてなので、ウンチがとまってしまいました。

    「おとうさん、聞こえる?花火大会の音やね」と、おかあさんがはなします。

    なあんだ、かみなりさんじゃ、ないんだ。

    でも、ボクは、はなびたいかいって、かみなりさんのおともだちだとおもいます。

    だって、こわいおとが、とってもにているでしょ。

    ナナちゃんは、しっかりとウンチをすませて、おかあさんにほめてもらいました、

    ボクも、おおきくなったら、ナナちゃんみたいに、なりたいとおもいます。

                           2010年8月7日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.07

    7+8= あついんだから

    おとうさんは、わたしよりカメラの方が大切みたいです。

    「ナナ、もう少し、くさむらに寄って。」

    「こっちを見て。じっとしていて。」と、次々に指示を出します。

    もう、あついんだから、さっさとお散歩済ませて、はやく帰りましょうよ。

                          2010年8月7日

                          いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.06

    7+8= おとうさんもってね

    あさのおさんぽも、あつくてたいへんです。

    おくちをハアハアしてあるくのですが、それでもあついです。

    こうえんで、ボールをみつけました。

    「324こめ」だそうです。

    でも、おくちはハアハアにつかうので、ボールをもとうにも、おくちがたりません。

    おとうさん、あついひのボールは、おつおさんがもってくださいね。

                           2010年8月6日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.08.05

    カンガルーの輪舞曲 今日は支援学校

    8月最初の講演は、青陽須磨支援学校に出かけました。

    2年前に、新しくオープンされた学校は、新しく設備も充実しています。

    今回のテーマは「頑張らせすぎない、追いつめない教育を」

    時間を大幅に延長してしまい、申し訳なく思います。

    たくさんお伝えしたいことがあり、そんな時こそ、整理が必要なのですね。

    猛暑の中、ご参加された先生方、ほんとうにお疲れさまでした。

                           2010年8月5日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.05

    聴診器のむこうに トナちゃん

    5才の女の子が、ぬいぐるみを大事に抱っこして来られました。

    「この子の、お名前は?」と尋ねますと、「トナちゃん。」

    はるばるフィンランドから、やってきたそうです。

    おばあちゃんが、オーロラ見物に行かれた時のおみやげとか。

    「大事にしてるのね。」と言いますと、「だって、これ赤ちゃんやもん。」

    フィンランド国籍のトナちゃんは、しあわせものです。

    おかあさん役のあなたのおリボンも、とっても素敵すよ。

                           2010年8月5日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.04

    クリニックだより ネコの手

    8月3日夜、山崎さんの送別会を開きました。

    山崎さんは、特別健診をスタートさせるために、クリニックに来ていただいたスタッフです。

    クリニックで働かれている間に、管理栄養士の資格もとられ、8月から健診センターに転属になりました。

    送別の記念品は、ネコの手貯金箱。

    硬貨を乗せると、ニャンコの手が伸びて、しっかりと貯金します。

    おもしろくて、みんなが硬貨をのせるたびに、山崎さんの貯金が増えていきます。

    山崎さん、ほんとうにご苦労様。

    これからは、健診センターに、さわやかな風を吹かせてくださいね。

                           2010年8月4日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.03

    7+8= 引っ張らないで

    あさのお散歩は、ラジオ体操の公園に行きました。

    みんなが急に「いち、にい、さん」と声を出すので、びっくりしました。

    おとうさんが、音楽に合わせて手を回すと、わたしのリードが引っ張られます。

    「ナナ、どうしたの」って、おとうさんは心配そうに声をかけてくれますけど、それって、だれのせいなんでしょ。

                          2010年8月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.03

    クリニックだより 世界大会へのチケット

    8月3日の昼休み、原水爆禁止世界大会へ出発する、茶木さんの壮行会が開かれました。

    事務長さん作成のたすきに、みんなで折った千羽鶴、それに大きなチケットが手渡されます。

    裏面は、いろいろな人からいただくメッセージボードになっています。

    あつい、あつい、広島の夏になりそうです。

    いろんなことを、いっぱい学んで、みんなに教えてくださいね。

                          2010年8月3日

                          いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.03

    クリニックだより 壮行会準備

    夜間の診察が終わり事務所に行くと、事務長さんが作業中。

    おもむろに、たすきのようなものを身体につけて、「明日の準備です。」

    原水爆禁止世界大会がはじまります。

    クリニックからは、作業療法士の茶木さんが代表で参加します。

    みんなの平和への願いを、いっぱい持って、行ってらっしゃ~い。

                           2010年8月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.03

    聴診器のむこうに たたかうクワガタ軍団

    明石の3兄弟は、クワガタのトレーナー。

    昨日の大会でも、ワン・ツーを独占です。

    30分近く試合をしても、体力十分。

    大きいほうが、「パラワンオオヒラタ」名前は「カムイ」。

    ツノが二股のほうが、「マンディブラリスフタマタクワガタ」名前は「てっぺい」

    ナナとハッちゃんは、大会でのワン・ツーは無理ですが、ワン・ワンなら大丈夫と思います。

                           2010年8月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.03

    カンガルーの輪舞曲 8月の講演予定

    8月の講演会予定をお知らせします。

    ◇8月5日(木)1500~ 於:神戸市立青陽須磨支援学校

    発達支援実践講座  主催:神戸市教育委員会

    「この惑星に生きる 不安な子どもたち」

    ◇8月16日(月)925~ 於:京都市総合教育センター

    京都市養護教員夏季研修会 主催:京都市教育委員会 

    「食物アレルギーをもつ児童・生徒の支援と連携」

    ◇8月24日(火)1400~ 於:洲本職員福利センター

    給食関係職員研修会 主催:淡路ブロック給食施設協議会

    「給食における食物アレルギーの対応」

    ◇8月25日(水)1300~ 於:徳島市郷土文化会館

    保育夏季大学 主催:徳島県保育事業連合会

    「食物アレルギーと経口耐性誘導法」

    ◇8月27日(金)1300~ 於:JAたじま総合営農センター

    食物アレルギー研修会 主催:南但給食施設協議会

    「食物アレルギーと給食づくりの注意点」

    8月は、学校の先生方向け研修会での講演会が多くなります。

    クリニックの外来をお休みにして、講演に出かけるのは心苦しく思います。

    発達障碍や食物アレルギーをもつ子どもと、学校・保育所の先生方、そして医療機関に働くものが連携をとり、信頼を深めていくなかで、子どもたちに少しでも住み良い社会になるよう、微力を尽くしたいと考えています。

    ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

                           2010年8月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.08.03

    クリニックだより 8月の休診日

    遅くなりましたが、2010年8月の小児科休診日をお知らせします。

    木村医師

    8月5日(木)講演出張

    8月7日(土)

    8月12日(木)夏期休暇

    8月13日(金)夏期休暇

    8月14日(土)

    8月16日(月)講演出張

    8月24日(火)講演出張

    8月25日(水)講演出張

    8月27日(木)夏期休暇

    8月27日(金)講演出張

    8月28日(土)

    高木医師

    8月14日(土)~22日(日)

    ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

                           2010年8月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.03

    かんがるっ子 爆睡マシン

    子どもは、車が動き出すと、すぐに寝るという特技を持っています。

    それでも、夏の日ざしはまぶしくて苦手です。

    ファンシーグッズのお店で、アイマスクをお安く買いました。

    帰りに試着して、車に乗ります。

    数分も経たないうちに、爆睡状態。

    駐車場に着いて、揺り動かしても起きません。

    アイマスクの効能効果は、抜群です。

    ただし、眠り過ぎと、笹を食べたくなるクセには注意しましょうね。

                           2010年8月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.02

    こカンガの会 おおきく育ったよ

    6月にみんなで植えた、おいもの苗が、大きく育ってきました。

    どこがおいもで、どこからが雑草なのかよく分かりませんが、この分なら、秋には豊作まちがいなしです。

    送っていただいた写真は、ファイルが大きすぎて、掲載できません。

    次回をお楽しみに。

                           2010年8月2日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏  

  • 2010.08.02

    シネマ・カンガルー ことしのポケモン

    夏休み恒例の、ポケモン映画に行きました。

    今年は、「幻影の覇者 ゾロアーク」です。

    10時20分からの上映に滑り込み、一番集中力がある時間帯に鑑賞しました。

    ここ数年は、ポケモンと言っても巨大化し、スクリーン上を暴れ回ります。

    一番後ろの席に座っても、うるさくてしかたがありません。

    「ゾロア」と、その進化系「ゾロアーク」は、大きさも手頃で、親しみがわきます。

    テレパシーを使うので、言葉での会話も成り立ち、感情移入が容易です。

    ラスト近く、ゾロアークが倒れるシーンでは、子どもも、おかあさんも、手にハンカチです。

    それにしても、声優さんは大変です。

    ゾロアークの声は、「パク・ルミ」さんが担当。

    「ウオーッ、ウオーッ」と叫ぶだけです。

    ゾロアが「マア、マア」と呼びかけても「ガオウ、ガオウ」

    我が家では、「マア」「ウオーッ」のポケモン遊びが続きそうです。

                           2010年8月2日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.02

    カンガルーの本棚 知らなかった現代史

    池上彰さんの「そうだったのか!現代史」(集英社文庫)を読みました。

    文庫本412ページの大作です。

    「湾岸戦争」「東西冷戦」「スターリン批判」「朝鮮戦争」「キューバ危機」「ベトナム戦争」

    「ベルリンの壁」など、など、現代史のキーワードが並びます。

    池上さんの分かりやすい解説が続きます。

    「歴史を軽視すると、歴史に罰せられるのです。」

    おわりのことばに書かれた、池上さんの思いは、同時代に生きているわたしにも、重く伝わります。

                           2010年8月2日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

4/5